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本放送よりも面白い、アベンジャーズ級の制作発表会

◆ City Life 第489号…STAR TAP ①/④ 

  • 本放送よりも面白い、アベンジャーズ級の制作発表会
実際の放送よりも制作発表会がより面白かったという話が大勢だ。映画『アベンジャーズ2』のポスターをバックドロップに掲げて進行された制作発表会が、アベンジャーズに劣らない興味と緊張感で終始ダイナミックだったという話だ。

このプログラムの制作発表会を見た人であれば、フォームに沿って開始した制作発表会が一言で「廃墟」となる光景を目の当たりにし、これが実際の状況なのか広報マーケティング次元なのか区別が難しいほどであっただろう。それだけだろうか。制作発表会が終わった以降の状況はより興味深くなり、「見苦しいバラエティの極致」という修飾までされたのだから、今後の歩みがさらに関心事だ。

「自らを省みるリアリティ」という副題をつけ、「他人の気持ちを察し、自身の姿を振り返ってみる」という相手の身になって考えることを企画意図としたというバラエティ番組『私を振り返ってみて』を巡って起きた出来事であるため、これがどれだけコメディのような出来事であっただろうか。

事態の発端は「悪口ばあさん」キム・スミがチョ・ヨンナム出演分の視聴率が一番低いと突然の「大ダメージ」を与えはじめたが、チョ・ヨンナムが「これ以上出演する理由がない」と放送降板宣言し、その場を去るという突拍子のない行動もオーバーだという指摘が多い。しかし、チョ・ヨンナムの退場以降にも継続してキム・スミの発言と事態を収拾しようとするイ・ギョンギュと制作陣、そしてMCを担ったチョ・ウジョンアナウンサーのオーバーアクションまで、本当に一本の屈強なリアルショーだった。

しかし、ショーはこれで終わらなかった。放送視聴率よりもさらに加熱した制作発表会の余震は制作陣のチョ・ヨンナム説得と降板撤回宣言で落ち着くものと思われたが、今度は無差別な悪質書き込みによりキム・スミの降板通告が行われ、再び波が訪れた。制作陣はひとまず謝罪の意を込めたチョ・ヨンナムの「花と手紙」を持ってキム・スミを訪ねて説得したとしたが、悪質な書き込みによる衝撃まで解消することは簡単ではないようだ。さらには『私を振り返ってみて』をはじめ、放送活動を前面中断するという超強行カードを出したキム・スミの衝撃がどれだけ大きかったのか推測される。

ともかく、数回のパイロット過程を経て正規放送として編成されるという朗報に出演陣が再び「他人の気持ちを察し、自身を振り返る」姿で団結、真のリアル「自我省察(自らを省みる)」プログラムを作り出すのか関心が集まる。
  • Citylife第489号(15.08.04付)
  • 入力 2015-07-29 15:10:51




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