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キム・ゴウン、「侠女」撮影は過酷で地獄だった、それだけに愛着のある作品


  • キム・ゴウン、「侠女」撮影は過酷で地獄だった、それだけに愛着のある作品
女優キム・ゴウンはともすれば日々つらいことだけをすることになった。わざとそうしている訳ではない。ただ好みに合わせて選んだだけだが、常に困難だった。映画『侠女:刀の記憶』もそうだった。ほとんどの部分をワイヤーにつられて撮影した。そうして生身で遂げた映画であるだけに愛着がないはずがない。

キム・ゴウンは『侠女』にてホンイ役を演じた。ホンイは超絶絶対ウォルソ(チョン・ドヨン扮)のもとで育ち武術を身に着ける。167セントの大きな身長に刀を振りかざす姿が格好良い。中世的でありながらも美しい魅力を持ったキム・ゴウンの真価がそのまま現れた。苦労しただけに恩恵も大きい。ほとんどすべてのアクションをやりとげただけに、よりそれは大きかった。

つらい旅程だった。史劇に武術とは、さらには季節は冬だった。どのシーンもワイヤーのないシーンがなかった。「ホンイ=ワイヤー」と言えるほどにキム・ゴウンはワイヤーにつるされた。しかし最初は全員が彼女を過小評価した。「何が出来るというのか」という反応が大多数だったという。その刺激によってキム・ゴウンはさらに成長した。真の達人となったかもしれない。

「2月1日に初めて訓練を開始しました。本格的には9月からでした。皆さんが最初は私を過小評価します。出来ないように見えるようです。力もなく弱く見えて。はは。けれど『キム・ゴウンが何が出来るんだ?』という言葉にかっと火がつきました。身体テストをするのに本当に歯を食いしばりました。要求するものはすべてやり遂げました。そうしたらずっとシン・ジェミョン武術監督が『お~』と感嘆されたんです。そのときはむやみに頑張ったようです(笑)」

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その時そこまでしなければ、こんなにつらくはなかっただろうと言う。消化出来なければ代役の分量がとても増えただろうと話した。武術監督の気持ちを完全に満足させたキム・ゴウンはその時から直接体を使わねばならなかった。「次の訓練から私たちの映画には代役をほとんど使わないと話した」と笑顔を見せた。それでも直接やったことは良かったと言う。

「代役を使うよりも満足しました。試すことも出来ないのであれば代役を使うことは正しいですが、私が出来たじゃないですか。それに代役と私が違う部分もありました。私が線をしっかり表すタイプだとすれば、代役は力が強かったんです。連結させると違いが出てしまったんです(笑)それでも後姿のフルショット程度は代役を使えばと思ったのですが、力が入って怒りもあって耐えられなくても直接やるという言葉を話していたんです。はは。またやるかって?暫くは大変だと思います。体にもタイミングがあると考えて補充が必要です。その後にはまた何かはするでしょう」

キム・ゴウンにとって武侠は馴染みがあった。中国で10年程度暮らした月日がキム・ゴウンをそうしたようだ。テレビを付ければ映し出される武侠の世界、だからキム・ゴウンは『侠女』により惹かれた。武侠ものよりも馴染んで見た武侠、格好良い武侠によって『侠女』を選んだ。そしてとても苦労して撮影し、それほどに恩恵を感じた。

「代役をほとんど使わずに、私がすべてすることに決定した後にも変更されたアクションはありませんでした。だからどれだけ大変だったか。本当に過酷な7ヶ月でした。本当に地獄でした。武術監督が男女隔てなく一緒の訓練をさせることで有名でした。男性俳優も自分と訓練をして吐き気を覚えたと言うんです。怖がらせるためではありませんでした。本当に騎馬の姿勢1~2分耐えることもつらいのに、もっと難しい動作をさせるんです。本当にぐっと歯を食いしばってやりました」

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デビューの頃から大変な作品だけを続けてきたキム・ゴウン。『モンスター』、『チャイナタウン』に続き『侠女』まで来た。多様な作品を通じて自分だけの独歩的なキャラクターを見せてきたキム・ゴウン、だから彼女の選択がより尊重されるのではないかという気がした。

「20代の女優が演じる役がたくさんは存在しない。そうでなければまたタブー視される役割」だと見解を打ち明けた。しかし、心配はしない。彼女が見せてくれるものはまだ無限なのだ。

「今回の作品は肉体的に大変でしたが、精神的なストレスもたくさんありました。けれど大変でも不思議なことに撮影に入りさえすればまったくつらくない、そんな作品もありますよね。『侠女』がそうでした(笑)俳優とスタッフ区別ない雰囲気が本当に良かったです。スタッフが本当に素晴らしかった。夏に開始して冬まで撮影しましたが、私がもしスタッフだったら気絶したなと思うくらいに大変でした。でも互いに助け合う雰囲気でしっかり進みました。だからより愛着があります。はは」
  • シックニュース チェ・ミンジ記者 / 写真=イ・ミファ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-08-20 16:21:00




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