トップ > エンタメ > スターフォーカス > 創作と趣味に人気をプラス!アートテイナーと呼ばれる芸能界のスターたち

創作と趣味に人気をプラス!アートテイナーと呼ばれる芸能界のスターたち

◆ City Life 第500号…STAR TAP ④/④ 

  • 創作と趣味に人気をプラス!アートテイナーと呼ばれる芸能界のスターたち
90年代アイドル出身で、最近歌手と俳優として活動しているイ・ヘヨンが画家に変身して展示会を開いた。ソウル平倉洞のギャラリーで開かれた「HAE YOUNG LEE:傷と苦痛の時間が私にくれた贈り物」がそれだ。自分と家族、自然、動物など様々なテーマを扱う20数点の油絵を展示したが、「新たな画法も、素晴らしい腕前もない、ただ正直な話を盛り込んだ絵」という彼女の説明にもよらず、「画家として第2の人生を開始した」や「アーティスト隊列に並んだ」といったホットな報道が続き、関心を集めている雰囲気だ。

彼女に先立って、同じ場所で開かれた歌手ソルビの個展にも熱い関心が注がれた。バンド、ピーターパン・コンプレックスのドラマーであるキム・ギョンインと作ったチームであるビビズのショーケースを兼ねた展示会にて彼女はビビズのアルバム収録曲『空想』のミュージックビデオと20数点の絵を披露した。一方で展示に出品した自身の絵を「ポップの抽象」と規定していくつかの美術関係者がその試みを賞賛し、評壇の論難を呼び起こしたりもした。それにもよらず、最近絵を描いて展示会を開くなど専業作家に劣らない活動を繰り広げるスターは現在も増えている。

韓国芸能界ですでに画家として認められている歌手チョ・ヨンナムとチョン・ミジョ、タレントのチョン・ジェスンはもちろん俳優チェ・スジ、シム・ウンハをはじめとして最近では女優キム・ヘス、ク・ヘソン、俳優ハ・ジョンウ、歌手イ・ヒョヌ、ナオル、ファン・ボリョン、ペク・ヒョンジン、SUPER JUNIORのキム・ヒチョル、ギャグマンのイム・ヒョクピルなども画家という声を聞く芸能界スターだ。

この中でもっとも活発に展示会を開いている画家はやはりチョ・ヨンナム。彼は現在まで40数回の展示会を開いているが、作品の価格もこう1枚あたり数十万ウォンを上回っており、大抵の作品は1000万ウォンをゆうに超えるものと伝えられている。

またハ・ジョンウの場合も展示会のたびに完売御礼を続けている美術界のスターという噂。昨年3月にニューヨークのマンハッタンにて行った展示会では作品16点すべてが販売される記録を作り、作品の価格も最高で1800万ウォンを記録したと言われる。

画家ではなく展示企画で有名なスターもいる。アイドルグループBIGBANGのG-DRAGONがその主人公だ。彼は今年6月にソウル市立美術館とともに「PEACEMINUSONE: Beyond the Stage」という展示を企画、なんと7万人の観客を呼び集めた。

単純な趣味を超えて美術という芸術ジャンルに本格挑戦する芸能界のスターたち。彼らを呼ぶアートテイナーという名前から知ることのできる人気と有名税を活用するという批判的な視線も存在することは事実であるが、字美術ジャンルを大衆と近づけるという肯定的な評価も受けている。
  • Citylife第500号(15.10.27付)
  • 入力 2015-10-21 15:00:04




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア