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パク・ボゴム、「一緒に演技をしたい俳優になることが目標です」


  • パク・ボゴム、「一緒に演技をしたい俳優になることが目標です」
パク・ボゴムは『応答せよ1988』の純粋で明るかったチェ・テクと似ていた。特に仕事に集中する姿は何よりもチェ・テクと似ていた。

パク・ボゴムは最近、ソウル鍾路区三清洞に位置するカフェでケーブルチャンネルtvN金土ドラマ『応答せよ1988』(イ・ウジョン脚本、シン・ウォンホ演出)、芸能プログラム『花より青春』と関連してシックニュースとインタビューを進行した。

パク・ボゴムが出演した『応答せよ1988』は88年度の双門洞、ある路地の5つの家族のわいわい家族ドラマだ。彼はこのドラマで「双門洞5人組」の一人であるチェ・テクを演技した。チェ・テクは天才囲碁棋士であるが、仲間たちにとっては常に面倒を見てやりたくなり、世話が必要なコ・ギルドンおじさんのフィドンイと呼ばれる。

パク・ボゴムもやはりこれまでの「応答せよ」シリーズの愛聴者として今回のシリーズに合流したいという願いが大きかった。3次合格の知らせを聞いて喜んだ彼はすぐにチェ・テクを描き出すためにいくつかの準備をせねばならなかった。1993年生まれのパク・ボゴムにとって1988年度の生活を完全に理解するには難しさがあったためだ。だから彼は1988年度の音楽をたくさん聞こうと努力し、その時代の作品についても知ろうと努力した。

中でも彼は「台本を読んでみると僕がその時代を生きていなくてもとても詳しく詳細に繊細にしっかり描いてくれました。僕が表現することにも困難がないように細かく書いてくださった」とし「台本だけを見てもとても温かかった。その時代の恩義を感じることができた、何かとてもその時代にどっぷり嵌ることができたようでした」と伝えた。

時代に溶け込み、人物に同化するためにパク・ボゴムは制作陣とたくさんの会話、そして努力をせねばならなかった。天才囲碁棋士を表現するために3ヶ月という短いといえば短く、長いといえば長い間キム・ジフン師範と囲碁を時間ができるたびに学んだ。

「囲碁を打たれる方々が見て『囲碁を本当にうまく打つ』という賞賛を受けたいと思いました。それほど上手くやったのか、正直分からないため残念な気持ちがあります。でも囲碁というものを少しでも知るきっかけとなりとても楽しかったです」

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パク・ボゴムはテクを表現するために左利きだが両利きと設定した。またテクを表現するために少し話し方をゆったりと余裕を持ってゆっくり話す習慣をつけた。しかしテクを表現することには慎重になった。ややもすればテクが不足した人物に見えるかもしれないと気を使った。彼は「僕と似た友人に会い、そのまま演技しようとすることを少し分かったようでした。演技することにおいて、表現することにおいて不思議でもあり面白い作業でした。けれど簡単なだけではなかったと思います」と話した。

こんな努力の結果か、パク・ボゴムは「テクそのもの」という評価を聞くほどにチェ・テクと高いシンクロ率を生み出した。彼はこのような評価について「まだとても不足していますが、そう見てくださり感謝しました。僕らしく演技し、僕自身をそのままお見せする演技、演技という言葉自体がありのままをお見せすることがとても難しいものでした」とし「この作品を通じてそれが何か、作り上げようとしないことを少しですが学びました。少し心残りな点は先輩ともっと呼吸を合わせることができず残念です。より多くを学ぶことができる機会が少なく残念です」と伝えた。

ドラマの中でただ助けが必要に見えたチェ・テクが中国で対局を行う間、部屋で喫煙する姿が公開された。何も知らないように純粋だったチェ・テクから見えた意外な姿は視聴者に小さくない衝撃を与えたシーンでもあった。彼は「僕も台本を見て驚きました。その姿を通じて何かテクの違う姿を見せられるシーンではなかったかと思います。何か言葉にできない悩みや心理的な圧迫、そんなストレスを誰にも話さず、自分一人だけの時間を通じて表出するのですから、視聴者のかたがたにもそう受け取ってもらえればと考えました」と話した。

『ネイルもカンタービレ』、『君を憶えてる』など着実な作品活動を行ってきたが、『応答せよ1988』を通じて大衆により多くパク・ボゴムを知らせることができるきっかけとなった。彼は『応答せよ1988』が持つ意味について「演技について、僕についてもう少し知ることとなった作品だとお話できると思います。とても祝福のような作品でした。この作品を通じて『花より青春』にも行ってきて本当に感謝しています」と伝えた。

これまでのドラマにてチェロの天才、サイコパスなど多様な役割を演じてきたが、チェ・テクという人物で大衆に身近な存在となった。これによりチェ・テクのイメージが固定化されないかと心配しそうであるが、彼はこれに対する心配はなかった。パク・ボゴムは「僕を知らなかった方々も『お、パク・ボゴムって誰だ?』と言いながら『応答せよ』を見て、前作をたくさん見てくださる方がいらっしゃいます。『君を憶えてる』を見て同じ人間か、ボゴムがこんな演技もできるんだな、そんな言葉を聞くたびにとても感謝したりもしています」と話した。

続けて「今後映画やドラマで映し出されるキャラクターがとても多様です。だから僕もどんな役割を演じるのか今は分かりませんが、その時その瞬間だけは新たな姿で新しい経験をするため、多様な姿をお見せできるのではないかという思いです。そんなことに対するプレッシャーよりも、僕も期待ししっかりできるのか心配にもなり、ときめきもあります」と伝えた。

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今回のドラマを通じて多くの愛を受けただけに、プレッシャーがありそうだが、パク・ボゴムにとっては感謝の気持ちがより大きかった。彼は「大きな関心と愛をくださり本当に感謝しています。この関心と大きな愛が永遠に続くものとは考えていません。けれど一瞬一瞬作品を演じながら、その時その瞬間だけは僕に大きな作品、大きな役割だと考えます。だから今後もどんな作品を演じようと、今のようにその作品に最善を尽くして努力してみれば、多くの方々に関心を受け愛されるのではないかと思います。失望させてはいけない。こんなときこそより慎重に考え行動すると思います」と話した。

溢れ出る大衆の関心と愛にも自らを客観的に見つめる視線を持とうとする。彼は「ありがたいことに家族と会社の仲間たちが無条件にうちの息子、弟、うちの俳優といって『よくやったね~』と可愛がるのではなく、出来ていなければ『駄目だった』と言ってくださいます。客観的な視線で見つめてくださり、それがとても恵まれていると思います。だからありがたいです」と感謝を表した。

パク・ボゴムは押し寄せる日程に疎かになりがちな学校生活にも忠実だ。彼は「作品活動があれば正直、学校の授業を並行させることが簡単ではありません。可能な限り通うことができるだけしっかり通ってたくさん学ぼうと努力しています」とし「課題も時間を見つけてしっかり遂行しようと努力しています。万一出ることができなければ、仕事が多く忙しいと言えば、教授方に了承を得てお話し授業に支障がでないように出席しようと通っています」と伝えた。

最近になって彼に気づく人々が増えただけに、キャンパスに通うことも不便がありそうだが「ありがたいことに同門生たちが僕が2年間しっかり通ったためか好いてくれ、とても安心して学校に通っています。学校の仲間たちのおかげで学校で学食を食べたり、近所の食堂で食事をしたりもします。ありがたいことにみんなただ『パク・ボゴムだ』と集まったりもしないのですが、今後も今のように会ったとしても目で挨拶する程度にしてくだされば嬉しいです。楽しいキャンパス生活を送っています」と説明した。

パク・ボゴムに今後の演技に対する目標を聞いた。彼は「今のように何か揺らがず、重心をしっかり守って僕に与えられた仕事に最善を尽くし努力する俳優になれればと思います。それがとても大きな目標ですが、『パク・ボゴムという人間と作品ができればいいな』と一緒に作品をやりたい俳優となれれば嬉しいです。とても難しいですよね」と笑顔を見せた。

  • シックニュース パク・ヘラン記者 / 写真=クォン・グァンイル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-03-05 10:09:00




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