トップ > エンタメ > TV・映画 > 「シグナル」PD「間違った人がしっかり罰を受けないと」
「間違いを犯した人間がしっかりと罰を受けない状況がこれ以上あってはいけないではないですか」
大人気放送中のtvN金土ドラマ『シグナル』（脚本キム・ウニ、演出キム・ウォンソク）は、過去からかけられてきた切実な信号によって繋がった過去と現在の刑事たちが特別な協力捜査を通じて、長い間未解決だった事件を解き明かす物語を描く。
既存のテレビドラマのクオリティを一次元高めたという好評を受けているこのドラマはドラマの中での重要な素材であった長期未解決事件のモチーフを実際に起きた事件から持ってくることで、高い社会的反響を起こした。
最近放送分で登場したインジュ女子高生性奉公事件ストーリーの出発点や、密陽女子中学生性暴行事件の場合、予想を超える強烈な後爆風を起こしてきた。視聴者の間では「忘れられていく事件を再照明してくれてありがとう」という反応も行きかった。
このような反応について、出演者の正直な気持ちが気になった。決して忘れてはいけない事件を再照明することに対する演出家としての一種の「使命」があったのではないか。
これについてキム・ウォンソクPDは毎日経済スタートゥデイとのインタビューにて「間違いを犯した人間がしっかりと罰を受けない状況がこれ以上あってはいけないではないですか」と淡々と答えた。
1月22日に5%（ニールセンコリア全国基準）視聴率で出発した『シグナル』はただただ作品そのものの力で上昇気流に乗り、今月5日に放送された14話が11.7%を記録して10%の壁を越えた。
捜査推理というジャンル的な偏見が無色するほどに視聴者たちの熱い支持を得ている。熱血視聴者たちの間では「韓国ドラマは『シグナル』的と後に分けられる」という言葉が出回るほどに数字よりもより大きな反応だ。
キムPDは視聴者の愛に無限の感謝を表しながらも、作品の人気の秘訣については「推理過程を通じた犯人逮捕という捜査物の基本的な面白さに共感コードが溶け込んでいるからではないかと思う」と分析した。
彼の分析のように『シグナル』は面白さと感動が混ぜ合わされた仕組みのある展開の上に主・助演に関係なく全出演陣の熱演が毎回繰り広げられている。しかし、ストーリーと演技を同時に満足させる『シグナル』の画竜点睛はずばりキムPDの卓越した演出だ。
緊張の糸を離すことができない事件現場、過去と現在を行き来するその現場がCGを通じて完璧に再誕生した。作品中、ハニョン大橋崩壊事故のシーンやチャ・スヒョン（キム・ヘス扮）がホンウォン洞連続殺人魔の被害者となったはっとする瞬間、彼女の心理を表現した黒いビニール袋の場面は長い間話題となる名場面だ。
毎回映画を見るようなクオリティのドラマだという好評にもよらず、演出者の立場からは心残りも残ると話した。
キムPDは「作家と台本作業に集中してプレプロダクション期間が少し短かった。警察署ももう少したくさん訪れて刑事たちともよりたくさん会っていれば良かったなと考えた」とディテールに対する欲心と心残りを伝えた。
それであればキムPDが選ぶ『シグナル』最高の名場面、名台詞は何か。彼は「私が一番好きな台詞は15話に登場する。しかし、スポイラーとなるのでお話することは難しい」と言葉を惜しんだ。
ドラマ放送終了前であるが、キムPDは『トキメキ成均館スキャンダル』、『モンスター』、『ミセン-未生』など多数の作品を成功に導いたことに続き、『シグナル』まで完璧に成功させて名実ともにスターPDとなった。それでも彼は「視聴者たちは冷静です。今回は幸いにも好いてくれたが、次にもまたそうなるとは期待していない」と話した。
しかし明らかなことは『シグナル』がキムPDのフィルモグラフィーに強烈な印象を残したといことだ。彼は「『シグナル』は大きな興奮」だと最終回までしっかり仕上げるという意味を付け加えた。
放送終了を控えて『シグナル』シーズン2に対する関心が高まる中で、キムPDは自身はもちろん台本を執筆したキム・ウニ作家までシーズン2に対する前向きな願いを見せているという報道後、ネチズンの間で「イ・ジェハン刑事を生かす結末ではないのか」という意見が大多数を占めていることに対しては「それを話せば完全なスポイラーとなる」とノーコメントを一貫しながらも気分のよい笑顔を見せた。
「シグナル」PD「間違った人がしっかり罰を受けないと」
大人気放送中のtvN金土ドラマ『シグナル』（脚本キム・ウニ、演出キム・ウォンソク）は、過去からかけられてきた切実な信号によって繋がった過去と現在の刑事たちが特別な協力捜査を通じて、長い間未解決だった事件を解き明かす物語を描く。
既存のテレビドラマのクオリティを一次元高めたという好評を受けているこのドラマはドラマの中での重要な素材であった長期未解決事件のモチーフを実際に起きた事件から持ってくることで、高い社会的反響を起こした。
最近放送分で登場したインジュ女子高生性奉公事件ストーリーの出発点や、密陽女子中学生性暴行事件の場合、予想を超える強烈な後爆風を起こしてきた。視聴者の間では「忘れられていく事件を再照明してくれてありがとう」という反応も行きかった。
このような反応について、出演者の正直な気持ちが気になった。決して忘れてはいけない事件を再照明することに対する演出家としての一種の「使命」があったのではないか。
これについてキム・ウォンソクPDは毎日経済スタートゥデイとのインタビューにて「間違いを犯した人間がしっかりと罰を受けない状況がこれ以上あってはいけないではないですか」と淡々と答えた。
1月22日に5%（ニールセンコリア全国基準）視聴率で出発した『シグナル』はただただ作品そのものの力で上昇気流に乗り、今月5日に放送された14話が11.7%を記録して10%の壁を越えた。
捜査推理というジャンル的な偏見が無色するほどに視聴者たちの熱い支持を得ている。熱血視聴者たちの間では「韓国ドラマは『シグナル』的と後に分けられる」という言葉が出回るほどに数字よりもより大きな反応だ。
キムPDは視聴者の愛に無限の感謝を表しながらも、作品の人気の秘訣については「推理過程を通じた犯人逮捕という捜査物の基本的な面白さに共感コードが溶け込んでいるからではないかと思う」と分析した。
彼の分析のように『シグナル』は面白さと感動が混ぜ合わされた仕組みのある展開の上に主・助演に関係なく全出演陣の熱演が毎回繰り広げられている。しかし、ストーリーと演技を同時に満足させる『シグナル』の画竜点睛はずばりキムPDの卓越した演出だ。
毎回映画を見るようなクオリティのドラマだという好評にもよらず、演出者の立場からは心残りも残ると話した。
キムPDは「作家と台本作業に集中してプレプロダクション期間が少し短かった。警察署ももう少したくさん訪れて刑事たちともよりたくさん会っていれば良かったなと考えた」とディテールに対する欲心と心残りを伝えた。
それであればキムPDが選ぶ『シグナル』最高の名場面、名台詞は何か。彼は「私が一番好きな台詞は15話に登場する。しかし、スポイラーとなるのでお話することは難しい」と言葉を惜しんだ。
ドラマ放送終了前であるが、キムPDは『トキメキ成均館スキャンダル』、『モンスター』、『ミセン-未生』など多数の作品を成功に導いたことに続き、『シグナル』まで完璧に成功させて名実ともにスターPDとなった。それでも彼は「視聴者たちは冷静です。今回は幸いにも好いてくれたが、次にもまたそうなるとは期待していない」と話した。
しかし明らかなことは『シグナル』がキムPDのフィルモグラフィーに強烈な印象を残したといことだ。彼は「『シグナル』は大きな興奮」だと最終回までしっかり仕上げるという意味を付け加えた。
放送終了を控えて『シグナル』シーズン2に対する関心が高まる中で、キムPDは自身はもちろん台本を執筆したキム・ウニ作家までシーズン2に対する前向きな願いを見せているという報道後、ネチズンの間で「イ・ジェハン刑事を生かす結末ではないのか」という意見が大多数を占めていることに対しては「それを話せば完全なスポイラーとなる」とノーコメントを一貫しながらも気分のよい笑顔を見せた。
- スタートゥデイ パク・セヨン記者 / 写真=tvN提供、スタートゥデイDB
- 入力 2016-03-11 15:49:28
