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「第2の太陽の末裔」を夢見る4つの事前制作ドラマ


  • 「第2の太陽の末裔」を夢見る4つの事前制作ドラマ
放送終了までたった2回となった100%事前制作ドラマ『太陽の末裔』が韓国を超え中国まで魅了して大きな人気を得たことで、今後に制作される事前制作ドラマに対する期待が高まっている。

KBS2水木ドラマ『太陽の末裔』はMBC『太陽を抱く月』以降、以前のようには見ることができなかった公衆派視聴率30%を突破して中国まで飲み干す勢いを見せて大きな人気を得ている。これは「事前制作」の特性上、放送前にすべての放送分量がでているため、中国にて先に審議を受けることができるためだ。

中国にて海外文化輸入制限に関連した法律が生まれたことで『星から来たあなた』のときには存在しなかった「事前審議」制度が作られた。韓国にて放送前にすべての撮影を先に終わらせて編集を終えた状態で中国にて事前審議を受ければ韓国中国にて同時に放送が可能だ。こうなれば中国で贈れて放送され、韓国放送分がすべて動画で広まることを防ぐことができ、波及力と収益率の面でも効果的だ。このため『太陽の末裔』が中国で大人気となっている理由がまさに100%事前制作のおかげであるという結論だ。

▶ 『太陽の末裔』後続走者『むやみに切なく』

『太陽の末裔』で成功を手にしたKBSは『むやみに切なく』で2打席連続ホームランを狙う。人気俳優キム・ウビンとmissAスジが主演を務める『むらみに切なく』は幼い頃に胸の痛い悪縁により別れた二人の男女が傍若無人なスーパー甲トップスターと、卑屈で俗物的なスーパー乙ドキュメンタリーPDとして再び出会い描かれる、荒れていて切ないラブストーリーを描く。

『ごめん、愛してる』、『優しい男』などを書いたイ・ギョンヒ作家の新作『むやみに切なく』はKBSに編成を確定させた後すぐに事前制作に突入した。4月12日に最終的にすべての撮影を終えると制作会社側は明かしており、『太陽の末裔』と同じく中国同時放送を狙う予定だ。

一部放送関係者たちは『太陽の末裔』が継続的にティーザー写真と映像を公開して視聴者たちの期待を高めたように、『むやみに切なく』も似た戦略で成功を狙うものと予測している。

▶ 下半期「事前制作」突風予告『歩歩驚心』、『師任堂』、『花郞』

今年下半期にはより多様な「事前制作」ドラマと出会うことができる。KBSにて三番目に披露される『花郞:ザ・ビギニング』とSBSにて編成を確定させ撮影の真っ最中である『』、中国作品を原作としIU、イ・ジュンギが主演を務める『歩歩驚心:麗』までジャンルと時代を選ばない作品たちが溢れる予定だ。

2016年下半期に放送予定の『花郞:ザ・ビギニング』はKBSにて三番目に披露される事前制作ドラマで、1500年前の新羅の首都ソラボルで活躍した花のような男たち花郞の熱い情熱と愛、眩しい成長を描く本格青春史劇だ。またパク・ソジュンとZE:Aパク・ヒョンシク、コ・アラ(Ara)、SHINeeミンホ、ド・ジハン、防弾少年団V(キム・テヒョン)などが出演を確定させて期待を高めている。

SBS『師任堂(サイムダン) the Herstory』はイ・ヨンエが結婚後はじめて主演を演じるドラマで、朝鮮時代の師任堂 申氏の人生を再解釈して彼女の芸術魂と不滅の愛を描く。『チャングムの誓い』にてチャングム役を演じ、中国で大きな人気を得たイ・ヨンエが再び史劇でお茶の前に帰ってくるという点と、韓流スターであるソン・スンホンが主演を演じて注目を集めている。

IU、イ・ジュンギ、カン・ハヌル、ジス、少女時代ソヒョン、ホン・ジョンヒョン、ナム・ジュヒョク、EXOベクヒョンなどトップスターが総出動するドラマ『歩歩驚心:麗』もやはり事前制作熱風に参加して撮影の真っ最中だ。中国小説「歩歩驚心」を原作としており、現代の女性が過去の時代にタイムスリップして巻き起こる物語を描く作品だ。まだ放送局を確定していないが、すでに出演陣だけでも熱い反応を受けている状況だ。

『太陽の末裔』が成功を得たことで「ポスト太陽」を夢見る「事前制作」ドラマが立て続けに登場している。これらすべてが成功するという保証は無いが、『太陽の末裔』が大きな成功を得ただけに、その後光がどこまで照らされるのか期待が高まっている。
  • シックニュースチョ・ヘジン記者/写真=KBS、SBS、「歩歩驚心」制作会社NBCユニバーサル | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-04-12 11:54:00




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