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ドラマ「タンタラ」で描かれるような「奴隷契約」は今も存在するのか?


  • ドラマ「タンタラ」で描かれるような「奴隷契約」は今も存在するのか?
SBS『タンタラ』は去る20、21日に放送された1、2話にて芸能界の隠された裏面を掘り起こして話題を集めた。しかし、似たようなドラマにて繰り返される素材に飽きられたせいか、6.6%の視聴率にがっかりすることと同時に、同種業界に働く人々からは現実性が欠けるシナリオだという評を受けている。

作品の中でシン・ソクホ(チソン扮)と独立を計画したアイドルグループのジャクソンは大型企画事務所である所属事務所KTOPと奴隷契約を結んでいるという設定だった。これにある企画会社の関係者は「奴隷契約自体が話にもならない。契約は公正取引委員会の契約書を基準にせねばならない」と話した。

2000年を前後にH.O.T、SechsKiesなどが人気を集めていた当時は企画事務所という概念がようやく生まれた創造期であったため、このような不公正が多くあったが、最近では大型企画会社が成長することでシステムを兼ね備えてこのような事例を探すことは難しいというのが芸能界関係者の言葉だ。

もちろん、一部の小さな規模の企画事務所ではこのような慣行が残っており、変わり行くシステムを反映できないことに対する残念な部分は残っている。

ドラマで言及された奴隷契約の他にも、アイドル練習生契約書の場合、契約を解除する際に契約金とデビューまでに支払われた金額に対する違約金を返すという条項が一般的に含まれているものと伝えられている。しかし、契約書上にのみあるだけで、実際にこれをしっかりと計算して受け取ることもまた珍しいことだと関係者は伝えた。

もちろんまだ芸能界には芸能人になりたい人々と、それを利用する無数の人々が入り混じっている。何よりも人脈が成功の99%を占めるという言葉が既成事実として受け取られているエンターテイメント産業にて、隠密な裏の取引を否定することは難しい。

しかし、このような点を考慮しても『タンタラ』は過度に過去の視点で展開されているというイメージを消すことは難しい。
  • シックニュース ハン・スギン記者 / 写真=SBS放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-04-26 16:02:00




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