トップ > エンタメ > 韓国ドラマ > 初回放送①「戦おう、幽霊」暑さ吹き飛ばすホラーロマンスの登場

初回放送①「戦おう、幽霊」暑さ吹き飛ばすホラーロマンスの登場

「戦おう、幽霊」1話 

▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

  • 初回放送①「戦おう、幽霊」暑さ吹き飛ばすホラーロマンスの登場
ぞくっとしながらもコミックで、コミックなようでまた愛らしい。ぞっとする雰囲気とコミック、そして甘いロマンス溢れるtvN『戦おう、幽霊』が再びのヒットを予告した。

幽霊が見える目を取るために幽霊を捕まえて金を稼ぐ復学生退魔師パク・ボンパル(オク・テギョン扮)と、修学能力試験(センター試験)を受けることができなかった恨みから幽霊となった女子高生キム・ヒョンジ(キム・ソヒョン扮)がともに幽霊を追いかける内容を描く『戦おう、幽霊』が11日に初放送された。

同名のウェブトゥーンを原作とする『戦おう、幽霊』がお茶の間の愛を得るために超えなければならない山は高い。それもそのはず、原作と前作の人気がとても高いためだ。

原作ウェブトゥーン(ウェブ漫画)『戦おう、幽霊』の場合、累積照会数7億回を記録して数多くのマニアを保有する人気ウェブトゥーンのひとつだ。原作の人気が高い作品は、時にドラマに「毒」となることがある。原作にたいする愛情がドラマに対する期待に続くため、その期待値を満たすことができない場合は非難として帰ってくるためだ。実際に『ミセン-未生』を除いて成功したウェブトゥーン原作ドラマがあまりないだけに『戦おう、幽霊』は開始前から克服せねばならない課題と負担が大きな作品のひとつだった。ここにtvN月火ドラマの歴代最高視聴率を更新した『また、オ・ヘヨン』の後続作であるだけに、視聴率面での負担も加わる他になかった。

放送に先立って進行されたドラマ制作発表会当時、『戦おう、幽霊』のジャンルについて「複合ジャンル」と表現したパク・ジュンファPDは「『戦おう、幽霊』は原作がコミックな雰囲気が強くなかったとすれば、ドラマはコミックな雰囲気とこれを通じた明るさを狙った」と話していた。パクPDの言葉のように、ドラマとなった『戦おう、幽霊』の場合コミック要素は生かされ、原作よりもトーンを一層明るくして軽い雰囲気をお茶の間に伝えたことで気分の良い出発を知らせた。

幽霊を見る目を取るために10億ウォンを集めるという目標で退魔師をしているパク・ボンパルは、ある日高校にいる幽霊を退魔してくれたら1000万ウォンを渡すというメッセージを受けて学校に向かった。その場所で成仏できないでいる女子高生幽霊キム・ヒョンジと運命的に出会い、彼らはあれこれ言い合い喧嘩をし、キスをする事故まで起こすことになる。

キム・ヒョンジとパク・ボンパルの出会いは『戦おう、幽霊』の魅力を一番大きく感じることができる場面だった。言い合いながら戦う部分はコミックであり、偶然にもキスをする場面は甘く、キスをして恥ずかしがる姿は初々しくもあった。ここに高校にいたまた別の変態幽霊を処断する場面では夏の暑さを吹き飛ばすぞっとする扮装とCG技術が披露されたりもした。

  • 初回放送①「戦おう、幽霊」暑さ吹き飛ばすホラーロマンスの登場
キム・ヒョンジとパク・ボンパルを演じるキム・ソヒョンとオク・テギョンはもちろん、優しい笑顔の奥にどこか怪しい雰囲気を持つチュ・ヘソンを演じたクォン・ユルと、霊感の落ちたミョンチョル僧を演じるキム・サンホなどはもちろん、幽霊役でサプライズ登場したイ・セヨンまで、不足した部分のない熱演を繰り広げて作品により没頭させた。

ストーリーの流れも自然だった。無駄のないすっきりとした展開を通じて、各人物の性格と特性を一目で確認できるようにし、パク・ボンパルが幽霊を見ることとなったエピソードとキム・ヒョンジの過去、そしてパク・ボンパルとキム・ヒョンジの関係に対する好奇心を呼び起こしたりもした。

ただし、不安な部分もある。とてもリアルな幽霊とCGはお茶の間での好き嫌いを分け、原作『戦おう、幽霊』の長いストーリーをどうやって圧縮させるのかもまた今後ドラマのヒットを左右させる重要なポイントの一つとなるためだ。一部原作ファンは後半に登場せねばならないチュ・ヘソンが登場した点を挙げて『戦おう、幽霊』にて一番愛された「桜編」が編集されるのではないかという憂慮の視線を送ったりもした。

果たして『戦おう、幽霊』は昨年夏に愛されたホラーロマンス『ああ、私の幽霊さま』に続き、お茶の間の愛を得る作品に成長することができるのか注目される。
  • MBNスタークム・ピッナ記者 / 写真=tvN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-12 09:24:27




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア