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「戦おう、幽霊」3話が鳴らした悪質ネットユーザーへの警鐘


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  • 「戦おう、幽霊」3話が鳴らした悪質ネットユーザーへの警鐘
芸能人の自殺、そして悪質ネットユーザーたちの度を越えた言動。解くことのできない宿題であるが、いつか解かねばならない問題だ。

tvN月火ドラマ『戦おう、幽霊』が、社会的イシューとして絶えず人々の口にのぼる悪質ネットユーザー問題について視聴者に問いを投げかけた。

18日放送された『戦おう、幽霊』3話では悪質なネットユーザーに悩まされるアイドル歌手ミズ(ハン・ボルム扮)の物語が描かれた。度を越えた悪質な書き込みに苦しんだミズは自殺し、幽霊となって自身の自殺映像を撮影してインターネットに掲載し、悪質ネットユーザーに呪いをかけた。

ミズは自分にもっとも多くの悪質な書き込みを書き込んだIDサダコから襲った。サダコに自身の自殺映像を送りつけた幽霊ミズはついにはサダコを死に追いやった。悪質ネットユーザーであったサダコは目から血の涙を流し、10本の指すべてが折れた状態で死を迎えた。

幽霊ミズの次のターゲットはサダコの次に多くの悪質な書き込みをした女性だった。彼女はミズの自殺後に起きた動画騒動について「死んでからも関心を受けたいみたい」と酷い書き込みをし、結局二番目に死を迎えることとなった。

ミズは「ゴーストネット」の会長チェ・チョンサン(カン・ギヨン扮)の前にも現れた。IDをハッキングされたためミズのターゲットになってしまったチェ・チョンサンを助けるため、女子高生幽霊キム・ヒョンジ(キム・ソヒョン扮)が登場し、ミズとキム・ヒョンジは戦いを繰り広げた。

この日の放送で視聴者の視線を集めた場面は、ミズとキム・ヒョンジの会話だった。酷い書き込みに耐えることができず自殺したミズは「愛されたかっただけ」だと叫び、キム・ヒョンジは「あなたを一番愛していないのはあなた自身」と命を捨てたミズを責めた。

芸能人だけでなく、一般人も悪質なネットユーザーのターゲットとなり苦痛を受けてきた。このため、悪質ネットユーザー問題は常にネットユーザーの間で解決されねばならない問題として論議されており、そうでなければならない。特に自ら命を絶つ芸能人のほとんどが生前に悪質ネットユーザーから苦しめられていたことは公然の事実だ。

『戦おう、幽霊』の今回のエピソードが大したことではないと考えて書き込んだ書き込みが他人にどれだけ大きな苦痛となるのか、再び警鐘を鳴らすきっかけとなることを願う。

もちろん、実際の悪質ネットユーザーには『戦おう、幽霊』のように死んだ幽霊の呪いがかかることはない。しかし、誰かに苦痛を与えた分だけ自分にも苦痛がやってくるということはほとんどの人々が知っている真理ではないだろうか。
  • スタートゥデイ シン・ヨンウン記者 / 写真=tvN放送画面キャプチャー
  • 入力 2016-07-19 09:29:58




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