「38師機動隊 熱風①」ソ・イングク x マ・ドンソク、幻想的な二人の出会い


マ・ドンソクとソ・イングクが作り出す「ブロマンス」が輝きを発した。どっしりとしたマ・ドンソクととぼけたソ・イングクのケミはまるで長く付き合っている恋人のようにしっかり融合し、OCN金土ドラマ『38師機動隊』の面白さを極大化している。

互いの不足部分を満たしながら、詐欺を犯しながら楽に富を築き常習的に脱税する悪徳滞納者に一発食らわすペク・ソンイル(マ・ドンソク扮)とヤン・ジョンド(ソ・イングク扮)の姿はお茶の間に痛快さと面白さを披露する。

詐欺という方法を使ってはいるが、租税の定義を成し遂げるペク・ソンイルとソ・イングクの姿は幼い頃に読んだ古典小説「ホン・ギルドン伝」や義賊イム・コクジョンの物語を見ているようだ。一例として税金を得ようとするたびに嘲笑と皮肉を発してきたマ・ジンソク(オ・デファン扮)から詐欺で税金を得た後、「57億滞納税金完済されました。これからは恥ずかしく生きても、卑怯に生きることはよそう」というペク・ソンイルの一言は快感さえも感じさせた。

回を増すごとに『38師機動隊』はラスボスの難易度が徐々に高まっている。マ・ジンソクが高額滞納の入門であったとすれば、500億ウォンを滞納した多段階企業の会長であるパン・ピルギュ(キム・ホンパ扮)は中堅ボス格だ。パン・ピルギュの税金を受け取った後、ヤン・ジョンドは突然ペク・ソンイルを裏切ったが、これはパン・ピルギュに向かうヤン・ジョンドの絶えない悪縁と復讐のためだった。過去、パン・ピルギュは自身の罪をヤン・ジョンドの母に着せただけでなく、それを捜査していたヤン・ジョンドの父親まで贈収賄罪を被せられて刑務所に収容されたのだった。その後、復讐の牙を研いでいたヤン・ジョンドはペク・ソンイルを裏切った後、500億ウォンを手にして謝罪をすれば金を返してやると提案した。はじめは拒んでいたパン・ピルギュはついに跪き、ヤン・ジョンドのズボンの裾を掴んで卑屈に謝罪した。そんなパン・ピルギュの姿にヤン・ジョンドは「面白くない」と話した後にノ・バンシル(ソン・オクスク扮)に連絡をし、滞納税金500億ウォンをビルの上から投げた。税金を払わずに生じた500億ウォンという汚い金はこうして雪のように降り注ぎ人々のもとに戻った。

マ・ドンソクとソ・イングクにとって『38師機動隊』はイメージ変身と同じだった。これまでの作品を通じて荒々しいカリスマで男らしい魅力を見せて来たマ・ドンソクは無邪気ながらも男気の強いこの時代の平凡な家長となり、主に真面目な姿を見せて来たソ・イングクはずる賢くとぼけた詐欺師に変化した。まったく違う二人が最初は被害者と詐欺師として出会い、あれこれ言い合いながらも近づいていく姿はちょっとしたロマンチック・コメディよりも甘く興味深い。

マ・ドンソクとソ・イングクのブロマンスは単純にドラマでのみ限られたものではなかった。制作発表会にてマ・ドンソクはソ・イングクについて「作品を何本か共演したような相性だ。弟だが兄のようでもあり姉のようでもある。センスがある。賢くすべての状況に対処しながら、周囲の俳優を配慮してくれる。とても気楽に、楽しく撮影している」と愛情を打ち明け、ソ・イングクもまた「多くのことを学び、良い影響を受けている。共に年老いていきたいほど」だと答えた。制作発表会から輝いた二人の呼吸がドラマでもしっかり表現されている。

もう一つ、興味深いことがある。二人ともケーブルドラマで強みを見せていることだ。マ・ドンソクはOCNドラマ『悪い奴ら』を通じて大衆的な認知度を得ただけでなく、『38師機動隊』ペク・ソンイルを演技する足場を築くことになった。『38師機動隊』のハン・ドンファPDは『悪い奴ら』で共に呼吸したときからマ・ドンソクに注目していたことを告白し、「私の個人的な欲からキャスティングした俳優だ。これまでのマ・ドンソクとは違う変化をお見せしたい」と話していた。ソ・イングクは誰もが知るようにtvNドラマ『応答せよ1997』を通じて演技力を認められ、tvN『高校世渡り王』などのヒット作もケーブルドラマだった。特にケーブルにて輝きを放つマ・ドンソクとソ・イングクが出会った『38師機動隊』であるだけに、二人のブロマンスはより輝きを発する他になかった。

暫し崩れていた彼らのブロマンスは税金延滞の大ボスであるチェ・チョルウ(イ・ホジェ扮)を通じて再び固まる予定だ。チェ・チョルウの滞納税金はなんと1000億ウォン、ここにチョン・ガプス(アン・ネサン扮)市長を圧迫するほどの権力まで持っている。さらにチェ・チョルウはペク・ソンイルが所属している税金徴収局さえもなくそうとする動きを見せている。ペク・ソンイルは税金徴収局を残すため、1000億ウォンの滞納税金を徴収しようと決意、自身を裏切ったヤン・ジョンドと再び手を組む。

制作陣は「ヤン・ジョンドとペク・ソンイルのブロマンスはこれまで以上に爆発する予定」だと伝えた。
  • MBNスター クム・ピッナ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-24 08:48:53