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オ・ヨンソ、女優-MC-アイドル、常に挑戦する彼女の人生


  • オ・ヨンソ、女優-MC-アイドル、常に挑戦する彼女の人生
「いつも挑戦しようとしていたと思います。MBC『私はチャン・ボリ!』のチャン・ボリを選んだことも、その(挑戦)ひとつであり、『輝いたり狂ったり』、『帰ってきて、おじさん』も同じです。ほかの事をいつも見せたいんです。私を固定されたイメージで見てもらわなければと思います」

メディア試写会や記者会見を通じて「型にはまったイメージを脱皮したかった」と映画『国家代表2』にて荒れた性格のショートトラック国家代表選手出身のチェギョン役を演じることになったきっかけを説明したオ・ヨンソは、その理由を「挑戦」だと話した。彼女は役割の多様性を通じて配役に対する渇望を解決し、大衆にも多様な演技を見せるという楽しさを得る。

今月はじめ、ソウル鍾路区のカフェで女優オ・ヨンソと出会い、映画『国家代表2』をテーマに話を交わした。

彼女は自分に対する大衆の考えに関心を持った。そのため、いつも自分に向かうオンライン上の書き込みを確認する。傷つくこともあるが、参考になることは参考にする。過去の悪役演技は彼女のイメージに多くの影響を与えたが、日々違うキャラクターに挑戦したいという彼女は、再び悪役を演じることににも距離感や恐怖はない。

「私のイメージがどんなものか日々(オンライン上の)書き込みを通じてみています。書き込みといった場合はすべて確認します。傷つきもしますが、参考にすることもあります。賞賛を聞くときには気分が良いです。ある方は『精神健康に良くないから見るな』と言いますが、私の顔が(ポータルサイト)のメインになっているのに、どうやって見ないでいられますか。書き込みに『性格が悪いらしい』、『悪そうな顔つきだ』、『気難しそうだ』など、そういった書き込みが多いのですが、すごく減りました。ときどき釈明したくもなりますが、確実に希釈されたものに思います。最初にKBS2『棚ぼたのあなた』でマルスクというキャラクターで多くの愛を受けてみてそうだと(性格がマルスクと似ているものだと)考えたのですが、決められたイメージを変えようとたくさん努力しています。日々配役選択をするときに明るく楽しいものが好きで、やってみたことのないキャラクターに対する渇望があります。すべてのイメージ、配役にしっかり似合うことはできないので、失敗するかもしれませんが、つねに挑戦しようと努力しています」

現在彼女が一番挑戦してみたい人物は「ファム・ファタール」のイメージが強く感じられるキャラクターだ。また『棚ぼたのあなた』で悪役のイメージを強く残したが、彼女が後にもう一度悪役に挑戦したいと話した。

「現在挑戦したいものはファム・ファタールを見せることができるキャラクターです。男性を3秒で魅了するしっかりとセクシーな役割を一度演じてみたいですね。悪役は実力がたくさん必要であるため、今後必ずもう一度挑戦して悪辣で悪い姿をお見せしたいです」

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オ・ヨンソは溌剌としている。しかし作業が作業であるだけに、大衆の前ではより慎重になるのは事実だ。

「(性格が)明るいです。肯定的に考えようと努力し、温かい人間になりたいのですが小心者です。明るい姿をお見せしたいのですが、小さな言葉にも傷をたくさん受けます。人が好きで面白いことが好きです。骨の髄までO型です。O型たちが大胆に行動した後で『違ったかな』と思う傾向があります。大きなことに大胆で小さなことには傷つきます。たくさんの人々がそうではないでしょうか・幼い頃には内向的でした。最初にソウルに状況したときは内向的で、二十歳になって活発になりました。けれど仕事をしながらもう一度小心になりました。やはり見せる仕事なので、私が何も考えずに言った言葉や行動が誤解を受ける場合が多かったんです。慎重にならなければと考えています」

いつしか三十歳の年齢に近づいた彼女。溌剌とした性格により男友達は多くいるが、恋愛は思ったよりも簡単ではないと言う。

「あるないだけ言います。今はいません。私がとても溌剌としていて友人になるようです。確実に男友達が多い方です。もちろん彼らの恋人がいないときだけ連絡をします。恋人ができればまず最初には連絡しません。いつも恋はしたいです。新しい人に会うことも簡単ではありません」

オ・ヨンソが演技をしなければ何をしていただろうか。彼女は「面倒くさがり」のため何もしないと、女優以外の仕事をする自分が想像できなかった。

「本当にとても悩みました。(仕事が)うまくいかないので、私の道ではないとも考えました。夢は考古学者でしたが、同考えてもフリーターだったと思います。何もしていないと思います。とても面倒くさがりな性格です。仕事をするとき以外は何もしません。深夜3時4時でも仕事をしに出かける母親がどうして出かけるのか不思議でした。仕事が原動力だったようです。運動も何か学ぶことも仕事だからやるだけ、普段には何もしたくありません。旅行を除いては好きなことがありません。免許を取得して少し経ったのですが車は最近買いました。三ヶ月ほど経ったのですが、4回運転しました(笑)。結婚もできなそうですし。遊ぶことが一番好きです」

最近では演技のほかにもケーブルチャンネルMnetの『少年24』を通じてMCに挑戦した。彼女は「最初で最後の経験」だとし、進行に対する難しさを正直に打ち明けた。今回の機会を通じて進行の難しさが骨にしみたと感じた彼女は良い経験をしたと満足した。

「(進行に)挑戦したのですが違うようです。難しい。合わない服を着たようです。最後の収録では制作陣に『未熟な私を使ってくださりありがとうございました』と話しました。最初で最後のMC(活動)ではないかと思います。生放送なので、想像すれば心配になることがたくさんありました。センスがあり、状況に合わせてウィットに富んだコメントをせねばならないのに、出来ないんじゃないかと考えるところを見れば違ったようです。演技だけ一生懸命に行う考えです。良い経験でした。配慮もたくさんしてくださって」

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彼女も6ヶ月の短い時間であったがアイドルグループとして活動した時代があった。2002年に15歳の年齢でガールズグループLuvとしてデビューした彼女は、約6ヶ月の短い活動の後に姿を消した。今は楽しく話すことができる過去であるが、当時は若い年齢でつらくもあり、だから若い子達が芸能界にデビューすることへの寂しさもある。自分の経験を通じたアドバイスも惜しまなかった。

「(Luvが)有名ではないため、私が話しをしなければ(人々は)あまり知りません。面白さを与えるためにわざと話をします。歌手をしていた時間が短く、私は最後に合流したため練習も短く、活動もあまりしませんでした。チョン・ヘビンお姉さんの場合、その後歌手活動もしました。とても若くしてデビューして少し後悔もしています。いとこの夢が芸能人だったのですが『正気になれ』と話します。最近の若い人たちが賢くしっかりしています。私のときにはそこまで若くしてデビューしたケースがあまりありませんでした。私は地方から上京し、両親にも会えずに本当に大変でした。田舎から分別のつかない少女が突然社会に放り込まれた気分でした。最近のようなシステム的なトレーニングを受けてデビューしたものではありませんでした。アイドルではなく、女優になるにはもう少し年を取り、考えが固まった次にすることが良いと思います。いとこにも『二十歳になったら私が演技授業をしてあげる』と話しました」

ガールズグループの先輩として、彼女は最近一番好きなグループとしてTWICEを挙げた。溌剌とし可愛らしい少女たちが彼女の目にもかわいく写る。最近『少年24』にてMCを担い、進行してみたが、いざオーディション番組は若い子達の涙を見せる姿がつらく見られないという。10代でデビューした経験があるためより共感するのだろう。

「TWICEが本当にかわいいと思います。若い子たちはみんな可愛い。三十になったせいか、音楽番組を見れば可愛いんです。『少年24』のMCもしましたが、競争するところを見ると胸が詰まります。気持ちが弱いんだと思います。若い子たちが厳しい環境に置かれているようで、オーディション番組はあまり見ることができません。成人になった後に耐えねばならないことなのに、若い子たちが泣くと心が痛くなります」

オ・ヨンソの本名はオ・ヘッニム。彼女はオ・ヨンソという芸名で活動しながら驚くべき変化を迎えた。

「オ・ヘッニムという名前が子供のようで、変えてよかったと思っています。(オ・ヨンソという)名前が女性らしいため、私も女性らしくなったようです。占いなどは母親がもどかしくて見てもらうものですが、そういうものが助けになるのか分かりませんが、名前の気運を受けたのではないかと思います。戸籍は今もオ・ヘッニムとなっています。母親は(今も)ヘッニムと呼びます。名前がふたつというのは不思議ではありますね」

着実に活動を続ける彼女に、両親は仕事をするまたひとつの原動力だ。

「遅くに愛されただけに、熱心に演技をしたいと思います。両親が長く待ってくれ、お返しする気持ちもあります。演技に欲心があるので、一生懸命に仕事をするのですが、両親が(私が)仕事をすることを喜んでくれることも、熱心に仕事をする理由です。父は日日ドラマなどに出演して毎日見れたら嬉しいと話します。無名時代が長かっただけに、一生懸命になります。周囲では『オ・ヨン牛(ソ:韓国では良く働くことを意)』と呼びます。『牛のように仕事をするオ・ヨンソ』って」

14年前にアイドルグループとしてデビューした彼女は、短い活動の後に女優に転向し、10年という長い無名時代を経て現在15年目に入る女優としてスクリーンとお茶の間を行き来し着実な活動を行っている。彼女にとって女優としてどんな決意でこれまで歩んでおり、歩んでいく考えか質問した。

「まだ熱心に努力する状態です。今はまだ新しいことが多くあります。インタビューなどいくつかの活動も日々慣れるものだと考えても慣れないので、期待しどきどきするときがあります。演技的にも日々新しいキャラクターに挑戦したく、失敗に挫折しない思いです。魅力的な女優、温かな人間になりたい。賢い人間が好きで、そうなりたいです」

  • オ・ヨンソ、女優-MC-アイドル、常に挑戦する彼女の人生
  • シックニュース チェ・ジョンウン記者 / 写真提供=ロッテエンターテイメント | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-08-07 09:27:00




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