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「歩歩驚心」20話 イ・ジュンギ-IU最後まで愛し合い…開かれたサッドエンディング

「月の恋人 - 歩歩驚心:麗」20話(最終回) 

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  • 「歩歩驚心」20話 イ・ジュンギ-IU最後まで愛し合い…開かれたサッドエンディング
『月の恋人』が開かれた結末のサッドエンディングで高麗にて叶うことのなかったイ・ジュンギとIUの恋が悲しみではない、また別の始まりであることを暗示して幕を閉じた。

1日放送されたSBS月火ドラマ月の恋人 - 歩歩驚心:麗』(日本題「 麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」)、以下『月の恋人』) 最終回では、自身の健康よりも光宗(イ・ジュンギ扮)の子供を出産するという意思を見せ、彼に対する愛を見せて死んだヘ・ス(IU扮)と、ヘ・スの死から彼女を恋しがり忘れることが出来ず悲しむ光宗の姿が描かれた。

先立って光宗は自身を時として危険に晒し、兄弟たちを殺害することに関係していた8皇子ワン・ウク(カン・ハヌル扮)とヘ・スが過去に婚姻を約束した仲であることを知り怒り、自分のそばから絶対に離れさせないようにしていたヘ・スを14皇子ワン・ジョン(ジス扮)に送り、宮から出した。ヘ・スの前で冷たい君主であったが、彼は誰よりもか弱く、ヘ・スを忘れることができず人を送ってヘ・スの知らせを聞くなど誰よりもヘ・スを恩愛した。

ヘ・スは光宗の子供を妊娠したという知らせを聞いてむしろ冷静になり、気力が弱いため子供を望んでしまえば大変なことにもなりかねないという医師の言葉に「子供さえ無事であれば関係ありません」と話した。毎日光宗を恋しがり、石に彼の顔を描き、日々彼とともにいるように彼の幻影を見るなどして毎日を過ごした。しかし光宗は14皇子ワン・ジョンとヘ・スがとても親しくなった姿に憤怒し、明かりの消えた部屋に二人が一緒にいるところを見てこれ以上彼女たちの話を伝えるなと命じた。

ヘ・スが子供を出産し、ヘ・スの気力は最大限に酷くなった。ヘ・スは14皇子ワン・ジョンに手紙を渡して「帝にお会いしたいです」と皇帝に伝えて欲しいとしたが、皇帝は見向きもせず、ついにヘ・スは14皇子ワン・ジョンの胸で息を引き取った。

ヘ・スが光宗に送った手紙には「まだ愛のために怒り恨んでいるのですか?『愛する』の反対は『憎む』ではありませんでした。『捨てる』でした。今も愛しています。雨の中ですべてを投げ捨てて私の隣に立ったとき、私のために飛んできた矢に体を張ったとき、あなたを一生忘れることができなくなりました。恋しくとても会いたいですが、近づくことができません。優しい人の無情さに疲れました。曲がりくねった塀の中でまた会うことを、毎日あなたが来ることを待っています」と書かれていた。

数年後のヘ・スの命日、光宗はヘ・スと同じ行動をする子供と出会い、その子供が14皇子ワン・ジョンの子供であることを知った。しかし光宗はその子供が自分がヘ・スに与えたかんざしを付けている姿を見て「子供は置いていけ」と命じ、これに14皇子ワン・ジョンは膝を付いて「この子供は宮で暮らすことはないようにと仰いました。とても怖く寂しいため、あの場所に送りたくないと話しました。ヘ・スは死ぬまでその心配だけをしました」と光宗とヘ・スの子供であることを示唆した。

「お前と私の世界が同じでなければ、私がお前を探しに行こう。私のスよ」という意味深な言葉とともに二人が幸福に満ちた過去の日々の姿、ヘ・スが光宗に「私たちが違う世界、違う時間で会っていたらどれほど良かったかと考えます。そうであったら、何も怖がらず存分に、本当に思いのままに来いだけをするでしょう」と話す場面と光宗がヘ・スを背負う姿が公開され、二人の切なさと深い余韻を残した。

こうして高麗での生はヘ・スの死によってサッドエンディングを迎えたが、ヘ・スに向かい直進していた光宗の最後の台詞は二人の愛が終わっていないことを暗示する開かれた結末だった。このため視聴者に想像の余地を与えてどこかで再び始まることを、そしてヘ・スを探し出す光宗の姿を期待させた。
  • MBNスター ナム・ウジョン記者 / 写真=SBS放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-02 08:31:25




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