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「鬼<トッケビ>」6話あらすじ コン・ユ、生と死の境で迷い始める未完の939歳

「鬼<トッケビ>」6話 

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  • 「鬼<トッケビ>」6話あらすじ コン・ユ、生と死の境で迷い始める未完の939歳
『鬼<トッケビ>』コン・ユが繊細な感情演技でお茶の間を感動させた。

17日放送されたtvN金土ドラマ『鬼<トッケビ>』6話では一日で数百、数千回生と死を行き来する心境の変化を体験するキム・シン(コン・ユ扮)の姿が描かれた。

キム・シンは約千年間を一人止まってしまった時間を生きる地獄のような日々を耐え、ついに鬼の花嫁チ・ウンタク(キム・ゴウン扮)と出会い、死を迎えることができることになった瞬間、皮肉にも彼女によって生に対する意志が生じてしまった。しかし作品末尾に死を覚悟した瞬間、チ・ウンタクが彼の胸に刺さった剣に触れることができない状況が巻き起こり、これに困惑したチ・ウンタクは奇襲キスをして次回への関心を高めた。

一生を一人未完の生を生きるコン・ユの涙がお茶の間を感動させた回だった。この日の放送でチ・ウンタクはキム・シンに前世で悪いことをしたから歴史から記録が削除されたのかと尋ね、過去に自分に従った数多くの家臣たちの死を思い浮かべたキム・シンは目を赤くした。罰だとしても900年であれば十分ではないかと自らに言い聞かせるように呟く言葉に、罰であるはずはないと慰めの言葉を投げかけるチ・ウンタクの言葉を聞いた瞬間に零れ落ちた彼の涙は視聴者の心を打った。

コン・ユは約千年の時間を自ら積み重ねて来たキム・シンの内面の罪責感という毒が、一瞬にして崩れた瞬間を頬をつたう痛みと安堵が入り混じった涙で表現した。中でも罰だと考えていた不滅の命の中から一人耐え抜いた自身に対する原罪と自責を取り払ってくれたチ・ウンタクの温もりと唯一の慰労の言葉に生に対する渇望と死に対する慰めを受けたキム・シンの心情を繊細な感情演技で表現し、視線を集めた。

また生と死を行き来する瞬間にも、淡泊にまたはドライに吐き出すコン・ユの一言一言が作品から目を離すことができなくした。「この子が私を死なせることができるのに、この子が私を生かしている」、「もう呼ばないでくれ。もう逝こう」とチ・ウンタクのそばにいたい、生に対する執着よりも一日でも多く彼女と同じ瞬間を生きたいキム・シンの内的葛藤がコン・ユの声と出会った際により深い余韻を残した。

生きることを望んだ瞬間に死が訪れ、死がやって来る瞬間に生きることを願う奥妙で複雑に絡み合った瞬間、彼がどのような選択をすることになるのか、今後のストーリーをさらに期待させる。

  • スタートゥデイ イシューチーム / 写真=tvN放送画面キャプチャー
  • 入力 2016-12-18 10:41:09




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