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2017年の韓国ドラマ予想…「tvN vs 地上波」の競争が激化

[2017年ドラマプレビュー] 

  • 2017年の韓国ドラマ予想…「tvN vs 地上波」の競争が激化
今年1年、ラブコメが目に見えて減少する現象が発生したが、2017年には、さまざまなジャンルの試みに加えて、地上波とケーブルテレビがどのような挑戦をするのかにより成績表が克明に分かれるものと見られる。

春秋戦国時代と呼んでも過言ではないほど、様々なドラマが2016年にはお茶の間に披露され、スリラーから本格的な時代劇、フュージョン時代劇、韓国人の永遠のベストセラーである医療ドラマまで、無数のジャンルが視聴者の好みを狙い撃ちした。

このように、様々なジャンルへの変化が際立って見えた2016年が過ぎて、2017年にはどのような新しい風が吹くのか、そのポイントを探ってみた。

堅固だったラブコメ人気、代替するジャンルは何になるのだろうか

今年、ラブコメドラマが人気リストに名を連ねることができず、ひとつのジャンルに規定できない、様々なジャンルがお茶の間で人気を集めた。ありきたりのラブコメの領域の中で疲労感を感じた視聴者が他のジャンルに目を向け始めたのだ。

2016年にはtvN『シグナル』のように緊迫感あふれるスリラーや、KBS『雲が描いた月明かり』のようにフュージョン時代劇の中にロマンチックな要素を入れて変化を試みたドラマが目立った。また、韓国の視聴者が愛するジャンル「医療ドラマ」ではSBS『ドクターズ』、『浪漫ドクターキム・サブ』が人気を得た。来年には、ここからさらに一歩踏み出して、ジャンルパワーを持つ俳優たちが一気にカムバックを控えている。

序盤の先取りは時代劇が主を成しているようだ。 MBC『逆賊ホン・ギルドン』、KBS『花郎 - ザ・ビギニング』、SBS『師任堂 光の日記』などの時代劇が正統史劇ではなく「フュージョン時代劇」として視聴者たちの好みを狙う予定。その後、半ばと後半には、どのようなドラマが出撃して「ラブコメ」を代替するジャンルとして、中心の位置を築くことになるのかを決定する重要な年になる見込みだ。

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イ・ヨンエ、コ・ソヨン、イ・ボヨンなどネームバリューを持つ「母親」たちのカムバック

今年の下半期、tvNの『THE K2』介して、ソン・ユナが華やかに復帰しながら、MBC『ママ』を介して積んだ母性愛の演技に悪役演技までのせて、しっかりとしたイメージづくりに成功した。このように、ソン・ユナが俳優としての完璧な能力を見せながら、2017年に復帰する「ママ俳優」に向けた期待感も高まった。

まず、KBS『完璧な妻』を通じてコ・ソヨンがカムバックを準備しているというニュースが伝えられた。子供を出産した後、なかなかドラマや映画に姿を現さなかった彼女が今回のドラマを通じて「ママの役」で復帰するなら、ソン・ユナのように俳優としてのイメージ確立を成功させるかが視聴ポイントになるだろう。

一方、イ・ヨンエとイ・ボヨンも、既存の本人たちが持っていたイメージを固めるために動き出す。イ・ヨンエはSBS『師任堂 光の日記』を介して自分のメインジャンルの時代劇に復帰する。過去『宮廷女官チャングムの誓い』を介して大きな人気を得た彼女は「自己複製」という酷評を超えて、真の演技の神として生まれ変わることができるのか、視聴者の関心が高まっている。

イ・ボヨンはtvN『マザー』を介して再びママ演技に挑戦する。 SBS『神の贈り物- 14日』を介して切ない母性愛の演技を見せた彼女は、日本原作ドラマ『マザー』の主人公を最終的に確定ながら子供を出産した後に、さらに深く濃くなった演技を見せるものと予想される。

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tvN VS 地上波、終わらないドラマの王座争い

今年はtvNが、さまざまなドラマの試みと変奏、華やかなキャスティングで地上波に確実に勝利した。この勢いをうけて、2017年もtvNが地上波から勝機を奪ってくることができるのかも観戦ポイントになる見込みでだ。

2016年上半期には『応答せよ1988』と『シグナル』、『また、オ・ヘヨン』などでtvNが確実に勝機を得たように見えたが、下半期に入ってSBS『青い海の伝説』、『ドクターズ』、『浪漫ドクターキム・サブ』、MBC『W』などで地上波が回復を見せた。

これは、地上波が続けてきた「ラブコメ」を放棄したために起きた視聴率反騰で、2017年にも、今のように多様性を強化すれば、地上波がtvNを抑えて、これまでの名声を回復することができるという期待が高まっている。
  • シックニュース チョ・ヘジン記者 / 写真=KBS、MBC、SBS、tvN公式ホームページ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-12-22 08:51:00




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