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「鬼<トッケビ>」7話あらすじ 生と死の岐路に立つ鬼を完璧に演じるコン・ユ

「鬼<トッケビ>」7話 

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  • 「鬼<トッケビ>」7話あらすじ  生と死の岐路に立つ鬼を完璧に演じるコン・ユ
俳優コン・ユが鬼の生を完璧に描き出している。

23日放送されたtvN金土ドラマ『鬼<トッケビ>』7話では、チ・ウンタク(キム・ゴウン扮)の初恋相手チェ・テヒ(チョン・ヘイン扮)の登場に939年目の嫉妬を全身から滲ませるキム・シン(コン・ユ扮)の姿が描かれた。

またドラマ末尾には剣を抜くことができず、花嫁ではないと思われたウンタクが、自分が出て行くまではいじめを少しだけにして欲しいと悲しげに笑い、そんなウンタクを抱きしめたキム・シンに激しい痛みが襲った。苦しむキム・シンの姿に驚いたウンタクが不思議なことに剣を掴むことができ、何も知らずに剣を抜いてやろうとした彼女の行動に驚いたキム・シンは、彼女を力いっぱいに引き離す姿が描かれた。

何よりも悲しかった、嬉しかった、つらかった、寂しかった、輝かしかったと複雑な鬼の生そのものに自然と溶け込んだコン・ユの姿が印象深かった。キム・シンを揺さぶる生に対する未練の根源がウンタクに向かう気持ちであることをコン・ユは激しくも悲しく、胸が痛むほどに清らかに表現して笑いと涙を同時に誘い出している。

全知全能だと思われたが、実際には誰よりも神の悪戯のような配慮のような生と死の分かれ道に無防備な状態で投げ出された鬼の無力さと悲しさに包まれたコン・ユの哀切な声は心に響くのに十分だった。

中でも存在だけでも輝かしい鬼コン・ユの愛情表現法が視線を集めた。キム・シンは修学能力試験当日に、思わずウンタクの頭を撫でてやり、自らの行動に驚きながらも自然なフリをして肩まで叩いた。

目を赤くして涙を浮かべるウンタクを温かく見つめ、そっと抱きしめて939年目にして訪れた初恋にお手上げ状態の感情をしっかりと表した。コン・ユは慣れていないために、ぎこちなさがしっかり感じられ、さらに心臓を高鳴らせるキム・シンの些細な行動ひとつもしっかりと表現して女心を揺さぶった。

また相手俳優に合わせた多様な仮面を使うコン・ユの演技が毎回感嘆を誘っている。

もっとも長い間自分のそばを守ってくれたユ会長の前では秘密をすべて打ち明ける家族であり兄弟愛を、死神(イ・ドンウク扮)とは退屈な生を営み神の罰を受ける同僚愛を、ユ・ドクファ(ユク・ソンジェ扮)とは実際の叔父と甥よりも近い家族愛を、ウンタクとは最初で最後の恋に対するときめきを描き出している。キム・シンの感情と状況を誰よりも深く共感したコン・ユであるために可能なことだ。

神の悪戯でなければ配慮なのか。愛する人のために死ぬことも生きることもできない冷酷な運命に放り出された残忍な選択の岐路に立ったコン・ユが今後どのような選択をするのか、物語がより期待される。

  • スタートゥデイ チン・ヒョンチョル記者 / 写真=tvN放送画面キャプチャー
  • 入力 2016-12-24 10:45:26




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