「力道妖精キム・ボクジュ」最終回② 最大の収穫はナム・ジュヒョクの再発見

「力道妖精キム・ボクジュ」最終回 

MBC水木ドラマ『力道妖精キム・ボクジュ』の最大の収穫は、男性主人公チョン・ジュンヒョン役を演じた俳優ナム・ジュヒョクの再発見だった。 「1世帯1ナム・ジュヒョク」という修飾語まで登場し、安定した演技力と俳優としての魅力を認められた。

ナム・ジュヒョクは今回の作品で容貌から実力まで完璧な水泳選手チョン・ジュンヒョンに扮して、キム・ボクジュ役のイ・ソンギョンと呼吸を合わせた。

放送前、彼に対しては不安な視線が向けられた。『力道妖精キム・ボクジュ』が彼の最初の地上波主演作であり、チョン・ジヒョン、イ・ミンホのSBS『青い海の伝説』というものすごい競争作に対抗して戦う必要があったからだ。

また、ナム・ジュヒョクの認知度がイ・ソンギョンに比べて少なかったせいで、作品をリードしていけるのかという懸念もあった。俳優としてのキャリアは4年目で、代表作がtvN『チーズ・イン・ザ・トラップ』程度である新人には手強い挑戦だった。この作品について「捨てられた駒」という言葉まで出回っほどだった。

しかし、ナム・ジュヒョクは放送開始と同時に、これ見よがしに大衆の予想を打ち破った。養子縁組の痛みを抱えているが、暖かい両親と兄のもとで育ち、のびのびとしているキャラクターを生き生きと演じ、驚くほど発展した演技力でお茶の間をひきつけた。

特有の甘いイメージもロマンチックコメディの男性主人公としての強みになった。『イケメンブロマンス』『チーズ・イン・ザ・トラップ』など、前作で見せた彼のトレンディな面が女性視聴者を惹きつけた。キム・ボクジュ(イ・ソンギョン扮)とチョン・ジュンヒョンの恋愛を見る視聴者に間接的に経験するような幻想を持たせることにも「ナム・ジュヒョク効果」が大きかった。

『力道妖精キム・ボクジュ』の成績表は華やかではなかったが可能性のある俳優を発見したことだけでも意味があった。ナム・ジュヒョクの次の動きに関心が集まっている。
  • MBNスター イ・ダウォン記者 / 写真=MBC放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-01-12 07:30:08