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「鬼<トッケビ>」13話あらすじ コン・ユ自らが選択した消滅…生まれ変わることはないのか?

「鬼<トッケビ>」13話 

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  • 「鬼<トッケビ>」13話あらすじ コン・ユ自らが選択した消滅…生まれ変わることはないのか?
『鬼<トッケビ>』のコン・ユが、最終的に消滅した。

13日に放送されたtvN金土ドラマ『鬼<トッケビ>』13話でキム・シン(コン・ユ扮)は自分を犠牲にすることで、チ・ウンタクとサニー(ユ・インナ扮)、死神(イ・ドンウク扮)のすべてを守って、一人で寂しく燃えて灰になって消えた。

チ・ウンタク(キム・ゴウン)を利用して自分を再び死に追いやろうとするパク・ジュンホン(キム・ビョンチョル扮)を殺すためにチ・ウンタクの手を借りて自分の心に突き刺さった剣を抜いて、彼を一気に斬り倒した。

高麗時代に将軍として生き、自分の手に握られた剣で数々の命を奪ってきたキム・シンは、主君の嫉妬により向けられた剣により死を迎えた。その剣に付着した自分の血と多くの人の血が集まって、彼は永遠の命を生きる鬼に生まれ変わった。

しかし、今ではその剣が再び原罪となり、彼に死をもたらした。血と剣、生死が共存する苦い人生を生きたキム・シンの苦しい運命は水車のように同じ位置だけをぐるぐると回っている。

特に恋人と妹と友達を守ろうと自らを犠牲にしたコン・ユが流した涙が印象深いた回だった。すべての人が同じ場所にいるのに、自分だけが消えなくてはならず、独りで別れの準備をするキム・シンの姿は、胸が痛いほどに悲しかった。

キム・シンはさりげなくチ・ウンタクに旅に出ようと提案し、満面の笑みを浮かべた。普通の恋人たちのように甘く幸せな時間を送りながらも、ふと彼の顔をかすめる暗い影を隠すことはできなかった。静かな部屋の一角で一人で寂しく別れを決意し、誓約書を握りしめ、崩壊した堤防のように降り注ぐ涙を拭くこともなく、肩を揺らして泣く彼の涙はお茶の間をしっとりと濡らした。

コン・ユは、愛する恋人をひとりで残して去り行く男として、千年の歳月を黙々と耐えた神として、実感のわかない死の恐怖に包まれた人間の姿まで、1人で異なる存在感を現わした。涙の一滴にも悲しみと哀歓をそのまま込めたコン・ユの狂った演技力は、視聴者を劇中の彼の気持ちへと深く引き寄せた。

果たしてこのように残酷な運命の中へと無惨にコン・ユを投げ入れた神が、灰になって無になる瞬間まで切実に望んでいた、雨になって、初雪になって戻ってくることが出来るようにという彼の願いを叶えてくれるのか、今後、繰り広げられる物語に一層期待が集まる。

  • 毎日経済 スタートゥデイ チン・ヒョンチョル記者 / 写真=tvN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-01-14 09:48:00




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