トップ > エンタメ > 韓国ドラマ > 「鬼<トッケビ>」コン・ユ-キム・ゴウン、千年に背く切ない愛「初恋だった」

「鬼<トッケビ>」コン・ユ-キム・ゴウン、千年に背く切ない愛「初恋だった」


  • 「鬼<トッケビ>」コン・ユ-キム・ゴウン、千年に背く切ない愛「初恋だった」
『鬼<トッケビ>』が放送終了まで3話だけを残した中で、コン・ユとキム・ゴウンの千年に背く愛が視線を集めている。

ケーブルチャンネルtvN金土ドラマドラマ『鬼<トッケビ>』(以下、『鬼<トッケビ>』)は千年の歳月を超える鬼コン・ユと鬼の花嫁キム・ゴウンの運命的な愛から、イ・ドンウクとユ・インナの前世と現世を行き来するラブストーリーなどが注目を集めている。

中でも13話では鬼キム・シン(コン・ユ扮)が900年以上悪鬼として生きてきた奸臣パク・ジュンホン(キム・ビョンチョル扮)を自身の体に刺さっている剣を引き抜き斬った後に消滅し、地面に座り込んで泣き叫ぶチ・ウンタク(キム・ゴウン扮)の姿が収められ視聴者を涙させた。

これと関連し、心臓が締め付けられる切なさから胸が詰まる涙まで、お茶の間の息を殺した『鬼夫婦』の宿命的な愛情史が話題を集めている。鬼キム・シンの気持ちのように、天の許しを求めたくさせる「鬼夫婦の愛情史」を整理した。

▶ コン・ユ-キム・ゴウンの出会い、そばの花に隠された花言葉「恋人」

鬼キム・シンと鬼の花嫁チ・ウンタク、二人の運命を始めさせた決定的な瞬間だ。生まれたときから鬼の花嫁としての効用価値を持ったチ・ウンタクがロウソクの火を消すと、鬼キム・シンが初めて召喚された。

不滅の苦しみを抱かせた始まりであるそば畑を歩いていたキム・シンは、持っていたそばの花をチ・ウンタクに差出し、そばの花の花言葉は何かと尋ねるチ・ウンタクにキム・シンは「恋人」だと明かした。鬼の始まりであり最後となるほかにない重要な媒介である「そばの花」から「鬼夫婦」の愛は幕を開けた。

▶ キム・ゴウンに向かうコン・ユの愛「初恋だった」

「初恋だった」というキム・シンが初めて感じる愛の感情がお茶の間を強烈に圧倒した。想像できない苦しみと痛みを持ち、不滅を生き、千年の歳月を過ごして来たキム・シンは、自分に向かって駆け寄る日差しよりも眩しい笑顔のチ・ウンタクを見て知ることのできない感情を感じる。

孤独と寂しさに耐えながら生きてきた千年の歳月の褒美を受け取ったような、輝きで縁取られたチ・ウンタクの笑顔と「初恋だった」という詩の一節が合わさりながら「鬼の花嫁」に対する哀切な愛を確認することになったのだった。チ・ウンタクを見つめるキム・シンの視線からドキドキと音を鳴らす心臓を感じることができる、おぼろげな感情がしっかり伝わった。

▶ 鬼と鬼の花嫁に向かう過酷な呪い

キム・シンは不滅を終えることにし、剣を抜くためにそば畑まで行ったが、鬼の花嫁ということが意味がないようにチ・ウンタクは剣を掴むことができなかった。その後キム・シンはこれまでとは違い、チ・ウンタクを愛すれば愛するほどに不滅の命を維持したいというアイロニーに陥ることになった。

しかし、何度もチ・ウンタクに最後に挨拶を伝えながらも、チ・ウンタクとの生に幸福を感じたキム・シンは、神が下した警告を聞くことになる。キム・シンとチ・ウンタク、二人はどちらか一人が生きればもう一人は死ぬほかにない、二人が共に存在することができないという、過酷な呪いを下されている事実に悲しむことになる。

同時にキム・シンの剣を抜く意味を知らなかったチ・ウンタクもこれを知り、キム・シンのそばを離れたが、再びチ・ウンタクと出会ったキム・シンは呪いに向き合って愛を守ることを決心する。「こうして100年を生きたある日、日が適当なある日、初恋だったと告白できることを天の許しを請うてみる」と鬼夫婦の幸福ながらも悲痛な愛が続いた。

▶ 哀切な最後のキスの後の告白、「すでにそれまでしていた」

自分の体を貫通した剣の効用価値が、悪鬼となって現れた奸臣パク・ジュンホンを消滅させるものだと知ったキム・シンは遂に無に帰ることを決意した。

チ・ウンタクの手を借りてキム・シンを消そうとするパク・ジュンホンの意図を把握したキム・シンは、チ・ウンタクに自分を召喚するように伝え、死を迎える前に切ない最後のキスを交わした。どうやって避けようとしても、一人は死ぬ他に無い、残忍な運命の愛にキム・シンは自身の消滅を選び、愛していると泣くチ・ウンタクに「私も愛している。すでにそれまでしていた」と最後の告白を残した。煙のように風に消えたキム・シンと、キム・シンの痕跡さえもない場で泣き叫ぶチ・ウンタクの悲しい愛が胸を締め付け余韻を残した。

制作陣側は「『鬼<トッケビ>』の中のコン・ユとキム・ゴウンのラブストーリーは、他のドラマでは見ることができない、誕生から始まった宿命の愛という点から多くの視聴者に響いたようだ」とし「去る13話にて無に帰った鬼と、一人残された鬼の花嫁の愛がどのような結果を迎えるのか、二人の愛を最後まで見守って欲しい」と伝えた。

  • シックニュース チョ・ヘジン記者 / 写真=ファダムピクチャーズ、tvN放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-01-19 16:26:00




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア