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「逆賊」22話 キム・ジソク、暴君の血の政治開始

「逆賊:民を盗んだ盗賊」22話 

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  • 「逆賊」22話 キム・ジソク、暴君の血の政治開始
『逆賊』にてキム・ジソクの狂気が暴走した。

11日放送されたMBC月火ドラマ『逆賊:民を盗んだ盗賊』(以下、『逆賊』)22話では、燕山(キム・ジソク扮)が暴走する狂気で甲子士禍(粛清)を起こした。

母親を殺した父の息子は手に負えないほど暴走し、宮の内外を血に染めた。人間が骨の髄まで邪悪な存在だとし、人間を治めるには暴力だけが唯一だと信じる燕山は今度は母親の恨みを利用して剔抉の刃を振り回した。

父親である成宗の後宮を殴り殺し、廃妃ユン氏事件に関連したすべての人々を殺し、すでに死んでいれば棺を開けて骨を砕き、晒し首になった頭を宮の外に並べて臣下、民を無碍にした。

俳優キム・ジソクは殺気に満ちた表情で希代の暴君燕山の狂気を表現した。母親の恨みを受け継ぎ嗚咽した後、すぐに目を赤くして憤怒を装着し、また黒い本心を隠さずに残酷に執拗に燕山を細やかに描き出した。民の血と肉をしぼって壮大な宴会を開き大喜びしながら夜になれば天が罰を下すかもしれないと怯えて震えるじぐざぐな燕山の心理を極大化した。

キム・ジソクの努力と悩みがかなえた結果だ。キム・ジソクは作品に入る前に宣陵と廃妃ユン氏の墓、燕山の墓を直接訪れるほどの情熱を見せて燕山を準備した。キム・ジソクは当時を回想し「行く場所ごとに雰囲気が完全に違った。燕山の墓はとてもみすぼらしく様々な思いが交差し、廃妃ユン氏の墓は入場券まで買って入ることができると思っていたが、制限区域ということでシンでも寂しいんだなと切なくなった。そのため宣陵に行って私も知らずに『あなたが私の母を殺さず、もう少しかばってくれたら私が歴史の中でああやって残ることはなかったのに』と独り言を言うほどだった」と話した。キム・ジソクが作品に本格的に入る前からどれだけ燕山に没頭していたかを知ることができる。

キム・ジソクは「我々のドラマの中で燕山は上を軽く見ている重臣たちを一掃するためであれば一生のトラウマまでも一番効果的な牌として利用できる人物だ。これまでの断面的な解釈とは違う側面で接近し、新しく精密に甲子士禍をお見せでき嬉しい」と告白した。
  • MBNスター シン・ミレ記者 / 写真=MBC放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-04-12 08:43:00




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