トップ > エンタメ > スターフォーカス > スターにとって「悪夢」となった「ファン心」…真の被害者は誰か？
すれ違うファン心がスターを苦しめている。
大衆に露出されるスターは度を越えた愛情攻勢を「ファン心」という理由で当然のごとく受け入れねばならない事はもちろん、死を考えたくなるほどの悪質な書き込みさえも「有名税」だと考えてやり過ごさねばならないことを強要される。
もちろん一部芸能人たちがこれを「論難マーケティング」として悪用したりもするが、大概の場合は被害者であるのに被害者として堂々と「保護される権利」を自ら諦める場合がほとんどだ。スターに有名税に見合った包容力を強要するのと同じくらいに、大衆はそれに見合っているもしくは見合っていないファンを自任する人々の非マナー間のアンバランスはこうした状況を見守らねばならない大衆の疲労感を高め、また別の間接被害者を生み出している。
歌手IUの所属事務所FAVEエンターテイメント側は今月12日、IUにセクハラ発言をした放送BJに善処なく法的対応を取るという立場を明かした。
このBJはインターネット放送を進行する中でIUに向かい口にすることのできないセクハラ発言をし、「告訴されるかもしれない」という指摘にも「IUが私を告訴することそのものが光栄だ。IUと法廷で会うことができる」と話したりもした。これに事態の深刻さを認知したIUの所属事務所側が法的対応を示唆するや、このBJは「私はもともと放送で性的な冗談を頻繁に行う人間」だとし「卑下したりセクハラする意図でそうしたものではない。私はIUのファン」だと遅れて釈明した。
先立って女優ムン・チェウォンもまた度を越えたファン心により苦しんだ。ある男性ネットユーザーは2015年3月から自分がムン・チェウォンと交際中であるとい虚偽の文章をブログに掲載して性的侮辱感を与える発言を惜しまず衝撃を与えた。これに所属事務所ナムアクターズ側は警告公示しても持続的に虚偽文掲載し、去る11日にこのネットユーザーに対し告訴状を提出したと明かした。しかしこのネットユーザーはむしろ自分の潔白を立証するという主張を続けている。
最近、スターとファンが直接疎通できる窓口が多くなったことで、一部の度を越えたファンがスターを疲弊させている。匿名という仮面に隠れて根拠のない悪質な噂とセクハラなどをためらわないネットユーザーが多くなるや、彼らを座視せずに積極的に対応を行うスターもまた増えている。
プロジェクトガールズグループI.O.I出身のキム・ソヘは最近「イルジン」という悪質な噂を広めた11人について告訴状を提出したと明かした。100数人が出演するケーブルチャンネルMnet『プロデュース101 シーズン2』の一部出演者もまた似たような噂に包まれて対応を行ったりもした。
少女時代のテヨンも過去に酷い悪質な書き込みと噂に悩まされ法的対応を行うと明かした。テヨンは自身のSNSに暴言を吐いたり溢れる悪質な書き込みに反論する書き込みを付けて直接立ち向かったりもした。テヨンの所属事務所SMエンターテイメントは昨年末に自社アーティストに悪質な書き込みをしたネットユーザーたちを名誉毀損および侮辱などの容疑で多数の告訴状を提出して対応を行った。
俳優パク・ヘジンもまた昨年10月に持続的に悪質な書き込みを掲載したネットユーザーを告訴し7人を起訴した。パク・ヘジンは2013年から悪質なネットユーザーを告訴し、彼らの中で善処を訴えた人々にボランティア活動することを条件に告訴を取り下げたりもした。この他にも俳優イ・ミンホ、ハン・イェスル、ソン・ユリ、CNBLUEジョン・ヨンファ、missAスジ、TWICE、WINNER元メンバーのナム・テヒョン、元新体操国家代表ソン・ヨンジェなど数多くのスターが根拠のない悪質な噂および悪質な書き込みに対する法的対応を示唆した。
大衆の愛を食べて生きるスターは数多くの人々の口に乗る他にない。しかし線を越えた過度なファン心はスターを病ませる。度を越えた非難や根拠のない噂はスター本人だけでなく一般人である彼らの家族とファンまで被害を負うことになる。
多くの芸能人たちが告訴と善処を繰り返してきたが、最近では善処の無い対応を見せる傾向だ。中でもセクハラと性的な噂を黙認してきた過去とは違い、今は強力な対応によって女性芸能人に対するセクハラの根を根絶させるという立場だ。こうしたスターたちの対応が化膿したオンライン書き込み文化に警鐘を鳴らすものと期待を集めている。
スターにとって「悪夢」となった「ファン心」…真の被害者は誰か？
大衆に露出されるスターは度を越えた愛情攻勢を「ファン心」という理由で当然のごとく受け入れねばならない事はもちろん、死を考えたくなるほどの悪質な書き込みさえも「有名税」だと考えてやり過ごさねばならないことを強要される。
もちろん一部芸能人たちがこれを「論難マーケティング」として悪用したりもするが、大概の場合は被害者であるのに被害者として堂々と「保護される権利」を自ら諦める場合がほとんどだ。スターに有名税に見合った包容力を強要するのと同じくらいに、大衆はそれに見合っているもしくは見合っていないファンを自任する人々の非マナー間のアンバランスはこうした状況を見守らねばならない大衆の疲労感を高め、また別の間接被害者を生み出している。
歌手IUの所属事務所FAVEエンターテイメント側は今月12日、IUにセクハラ発言をした放送BJに善処なく法的対応を取るという立場を明かした。
このBJはインターネット放送を進行する中でIUに向かい口にすることのできないセクハラ発言をし、「告訴されるかもしれない」という指摘にも「IUが私を告訴することそのものが光栄だ。IUと法廷で会うことができる」と話したりもした。これに事態の深刻さを認知したIUの所属事務所側が法的対応を示唆するや、このBJは「私はもともと放送で性的な冗談を頻繁に行う人間」だとし「卑下したりセクハラする意図でそうしたものではない。私はIUのファン」だと遅れて釈明した。
先立って女優ムン・チェウォンもまた度を越えたファン心により苦しんだ。ある男性ネットユーザーは2015年3月から自分がムン・チェウォンと交際中であるとい虚偽の文章をブログに掲載して性的侮辱感を与える発言を惜しまず衝撃を与えた。これに所属事務所ナムアクターズ側は警告公示しても持続的に虚偽文掲載し、去る11日にこのネットユーザーに対し告訴状を提出したと明かした。しかしこのネットユーザーはむしろ自分の潔白を立証するという主張を続けている。
プロジェクトガールズグループI.O.I出身のキム・ソヘは最近「イルジン」という悪質な噂を広めた11人について告訴状を提出したと明かした。100数人が出演するケーブルチャンネルMnet『プロデュース101 シーズン2』の一部出演者もまた似たような噂に包まれて対応を行ったりもした。
少女時代のテヨンも過去に酷い悪質な書き込みと噂に悩まされ法的対応を行うと明かした。テヨンは自身のSNSに暴言を吐いたり溢れる悪質な書き込みに反論する書き込みを付けて直接立ち向かったりもした。テヨンの所属事務所SMエンターテイメントは昨年末に自社アーティストに悪質な書き込みをしたネットユーザーたちを名誉毀損および侮辱などの容疑で多数の告訴状を提出して対応を行った。
俳優パク・ヘジンもまた昨年10月に持続的に悪質な書き込みを掲載したネットユーザーを告訴し7人を起訴した。パク・ヘジンは2013年から悪質なネットユーザーを告訴し、彼らの中で善処を訴えた人々にボランティア活動することを条件に告訴を取り下げたりもした。この他にも俳優イ・ミンホ、ハン・イェスル、ソン・ユリ、CNBLUEジョン・ヨンファ、missAスジ、TWICE、WINNER元メンバーのナム・テヒョン、元新体操国家代表ソン・ヨンジェなど数多くのスターが根拠のない悪質な噂および悪質な書き込みに対する法的対応を示唆した。
大衆の愛を食べて生きるスターは数多くの人々の口に乗る他にない。しかし線を越えた過度なファン心はスターを病ませる。度を越えた非難や根拠のない噂はスター本人だけでなく一般人である彼らの家族とファンまで被害を負うことになる。
多くの芸能人たちが告訴と善処を繰り返してきたが、最近では善処の無い対応を見せる傾向だ。中でもセクハラと性的な噂を黙認してきた過去とは違い、今は強力な対応によって女性芸能人に対するセクハラの根を根絶させるという立場だ。こうしたスターたちの対応が化膿したオンライン書き込み文化に警鐘を鳴らすものと期待を集めている。
- シックニュース キム・ジヨン記者 / 写真=シックニュースDB | (C) mk.co.kr
- 入力 2017-04-13 10:51:00
