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「あやしいパートナー ~Destiny Lovers~」ナム・ジヒョン、抱きしめたくなる魅力でラブコメクィーンに

「怪しいパートナー」 

  • 「あやしいパートナー ~Destiny Lovers~」ナム・ジヒョン、抱きしめたくなる魅力でラブコメクィーンに
俳優ナム・ジヒョンがロマンスとスリラーを行き来する繊細な感情演技を披露している。

去る14日、SBSの水木ドラマ『あやしいパートナー ~Destiny Lovers~』21・22話では、花道ではなくいばら道ばかりを歩むウン・ボンヒ(ナム・ジヒョン扮)の切ない姿が描かれた。

ボンヒは遭遇したチョン・ヒョンス(ドンハ扮)のイヤフォンから殺人事件当日に聞いた口笛のメロディーと同じ曲が流れていることを知り、これにより再び危険に陥ることになった。さらに、新しい依頼人が「ここにいる人のなかで2人が死ぬ」という将来を予測した後に交通事故で死にながら、残りの1人が誰になるのか疑問を抱かせた。

ナム・ジヒョンが描き出すウン・ボンヒはドラマの中でテコンドー少女、司法研修院生、殺人事件の容疑者を経て弁護士になった人物だ。容易に想像することができない波乱万丈な人生を生きるウン・ボンヒをナム・ジヒョンはしっかりした演技力と繊細な表現力で躍動感あふれるキャラクターとして描き出している。特にどこまでも愛らしいが、ギュッと抱きしめたくなるほど弱々しくて悲しい両極端な姿を行き来する姿で視聴者の共感を醸し出している。

ナム・ジヒョンは甘いロマンスと緊張のスリラーをつなぐ連結の輪の役割を正確にやり遂げている。「ノ&チ&ピョン法律事務所」の唯一の紅一点としてドラマ序盤から中盤を越えて、現在まで中心を失うことなくドラマをしっかりとリードしている。ノ・ジウク(チ・チャンウク扮)と一緒にいる時は自然に咲く笑顔によりお茶の間をほのぼのとさせ、ヒョンスと向き合う瞬間には揺れる瞳と震えを努めて抑え込む声まで瞬時に緊張感を漂わせて見る人の手に汗を握らせる。

異なる人物に接するたびに変わるナム・ジヒョンの感情表現も視聴ポイントだ。ジウクの前では恥ずかしがり屋で恋に落ちた様子を見せるとしたら、ピョン・ヨンヒ(イ・ドクファ扮)の前では父親と言い争う感情表現が素直な女子高生のように、、チ・ウニョク(チェ・テジュン扮)の前では心強い兄に頼る妹の姿へと刻々と変化する。ここにナム・ジヒョンが持つ明るく愉快な性格が加わり視聴者はドラマの中に自然と吸い込まれていく。

特に、昨年『ショッピング王ルイ』の中でナム・ジヒョンが演じたコ・ボクシルがきれいで純粋な魅力でヒーリングをプレゼントしたとしたら、今回の『あやしいパートナー ~Destiny Lovers~』の中のウン・ボンヒはそれよりは、より現実的かつ成熟した魅力を見せている。激しい現実の中で一生懸命に生きるウン・ボンヒは視聴者の共感を高め、恋をしながら表情が生き生きとする彼女はさらに可愛らしくなった。ここに、しっかりとした台本と洗練された演出の中で、すべての人物との関係をつなぐ役割を完璧にこなしているナム・ジヒョンが織り成すシナジーが視線をひきつける。守ってあげたい弱さよりも大切な人を守ろうとする、堂々と武装した彼女がすぐそこまで迫ってきた苦難をどのように乗り越えるのか、今後の話をより一層期待させる。
  • MBNスター ソン・ジナ記者 / 写真=SBS放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-06-15 09:03:59




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