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イ・ジョンソク、「ドクター異邦人」スランプをソン・ガンホが克服させてくれた


  • イ・ジョンソク、「ドクター異邦人」スランプをソン・ガンホが克服させてくれた
俳優イ・ジョンソクが先輩俳優ソン・ガンホのメッセージでスランプを乗り越えたエピソードを公開した。

2010年SBS『検事プリンセス』で演技デビューしたイ・ジョンソクはこれまで映画とドラマなど数多くの作品で顔を見せてきた「多作俳優」だ。短い時間の中で多くの作品に参加できたことは俳優にとって大きな福でもあるが、長く呼吸を維持する過程においてつらい時期もあった。

今月21日、ソウル中区三清洞にて映画『VIP』ラウンドインタビューのためにシックニュースと出会ったイ・ジョンソクは、2015年『ドクター異邦人』を撮影しながら演技スランプを体験したと告白した。

「ドラマ『ドクター異邦人』を撮影している時にスランプが来ました。その時演技の賞賛もたくさん受けたのですが、僕が基本的に持っている性向と性格、自我がキャラクターが進むべき方向ととてもぶつかりました。僕は人々の前に出ることがとても恥ずかしく、内省的なタイプです。けれどそのキャラクターはとても柔軟で漫画のキャラクターのような人物でした。このキャラクターが進むべき方向で描写してもても何か自己恥辱感がありました。僕がどれだけすごい俳優だからってこんな感情を受けるのかとつらく苦しかったんです」

疲れ果てていたイ・ジョンソクを再び引き起こしてくれたのは映画『観相師-かんそうし-』にて父子関係で共演したソン・ガンホのメッセージだった。ソン・ガンホは映画撮影が終わってからもイ・ジョンソクの演技を見て彼に応援の言葉をかけ、イ・ジョンソクは先輩の温かな関心に背を押され最後までドラマを終えることができた。

「『ドクター異邦人』5話以降にとてもつらい時期がきたんですが、7・8話の頃にソン・ガンホ先輩がメッセージ送ってくださいました。『観相師』が終わって暫く経っていましたが放送をご覧になったのか『とてもよくやっている。そうやってやるんだ』と言ってくださいました。そのメッセージがとても有難かったんです。『ドクター異邦人』は本当に苦しかったですが、その力で20話をしっかり終えることができました」

一方、映画『VIP』は国家情報院とCIAの企画により北朝鮮から来たVIPキム・グァンイルが殺人事件の有力な容疑者に指名された状況にて、これを隠蔽しようとする者、必ずや捕まえようとする者、復讐しようとする者など各自違った目的を持った4人の男の物語を描く犯罪映画だ。イ・ジョンソクは作品の中でキム・グァンイル役を務めた。

映画は8月23日公開。青少年観覧不可。128分。
  • シックニュース キム・ダウン記者 / 写真=YGエンターテイメント | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-08-22 12:38:00




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