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ソルビの絵画が1300万ウォンで落札、その意味と評価


  • ソルビの絵画が1300万ウォンで落札、その意味と評価
国内最大の美術品競売会社ソウルオークションオンライン競売ソールオークションブルーに出品したソルビ(本名クォン・ジアン)の作品「Maze」が1300万ウォンで落札された。

開始価格600万ウォンから始まった「Maze」は15回の競合を経て最終落札された。「Maze」の当初推定価格は600~1000万ウォン。落札価格1300万ウォンはこれを大きく上回る価格だ。

ソウルオークションブルー競売本部イ・ジヒ本部長は「作家クォン・ジアンの作品は新人作家として国内オークション市場にて初めて公開されたにもよらず、多くの大衆の関心を受けた。中でも鏡をキャンパスにして自分だけの作品世界を見せてくれた」とし「応札回数も15回と比較的高いせりを記録し、落札金額もまたオークション開始価格の2倍を上回り新しい主人とであった。国内オークションでは珍しい応札回数と価格だ。新人作家の成功したデビューだと評価できる」と説明した。

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今回のオークションに出品されたソルビの作品は、セルフコラボレーション2番目のシリーズ「ブラックスワン」のひとつである「Maze」で昨年3月に展示、販売された作品だ。ソルビの作品が毛オークションに出ることは今回が初めて。ソルビのセルフコラボレーションシリーズは歌手ソルビと画家クォン・ジアン、つまり一人の中の二つの自我が自ら協業しひとつの作品を作り出すという概念で、ソルビが直接筆となり振り付けを通じて線と色をキャンバス上に一枚の絵を描く抽象作業だ。このため今回のオークションに美術界はもちろん音楽界からの関心も寄せられた。

中でもソルビは傷とスランプを克服するための方法として絵画を描き始め、作品の販売収益を寄付している。毎年慈善展示会を通じて疎外された隣人の痛みを治癒し、再びこれを絵画に溶け込ませたりもする。これにソルビは2014年韓国社会貢献大賞才能寄付大賞を受賞している。

ある美術関係者は「ソルビの作品が国内でもっとも大きな競売市場にて開始価格の2倍を上回る金額で落札されたことには大きな意味がある。俳優であり画家のハ・ジョンウの作品が『アイオークション』で販売されて以降、美術市場で通じる作家という認識が生じたことと同じように、画家ソルビの作品が持つ市場性も明確になった」とし「最終落札価格以外にも15回の競合もまた他ならぬ意味を持つ。今後もソルビだけの独特な作業が期待される」と評価した。

ソルビは「Hyperism」シリーズ2番目のEP「Blue」を準備している。二番目のEPでもパフォーマンスペイントを進行する予定だ。
  • シックニュース チェ・ジョンウン記者 / 写真=M.A.Pクルー提供 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-08-27 09:32:00




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