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アン・ヒョソプ、「学びの連続だったドラマ『お父さんが変』」


  • アン・ヒョソプ、「学びの連続だったドラマ『お父さんが変』」
デビューを夢見て駆け抜けること5年の歳月が流れ、これまでウェブドラマを含む5本の作品に参加した。まだ初々しい23歳の俳優アン・ヒョソプとソウル江南区に位置するシックニュース社屋にて出会った。

「実は『お父さんが変』にキャスティングされるとは思いませんでした。監督とミーティングした時が『三色ファンタジー-指輪の女王』撮影の大詰めの頃でした。精神的、肉体的につらい状態で行われたミーティングだったので期待しなかったんです。幸いにも良く見ていただきチョルスというキャラクターを演技できると考えたらときめきもし期待もしました。本当に良いキャラクターであるだけにしっかり生かしたいという欲もありました。『お父さんが変』は僕にとって学びの連続でした。先輩方が隣で演技するところを見守るだけでも学ぶことが多くアドバイスもしてくださいました」

アン・ヒョソプはドラマの中でパク・チョルスに扮し、父親の意見よりも自分の意を強く信じて進みながらもピョン・ラヨン(リュ・ファヨン扮)との可愛く愛らしいカップル演技を披露した。甘い彼らの姿に視聴者は熱く反応し、ドラマが終わればポータルサイトのリアルタイム検索の上位圏にアン・ヒョソプの名前がランクインしたりもした。

「最初から頑張るよりもしっかりやりたかった。頑張ることは誰でもすることですから。欲心が大きかったんです。ドラマ自体はしっかり終わり幸いだと思っています。けれど僕の演技はまだ心残りがたくさんあります。僕がモニターをして演技をどうしたかを見れば短所ばかりが見えて、どうやって直していくかについて常に考えていたので心残りな点がたくさん見えました。チョルスというキャラクターをもっと面白く、しっかり表現できる方案を逃して残念だったと思います」

パク・チョルスは父親の意を無視し会社を放棄して自分の夢に向かい駆け抜ける青年だ。アン・ヒョソプはパク・チョルスがピョン・ラヨンと一緒にいるときの姿は本人と似ていないが、所信のある姿は似ていると説明した。

「僕もチョルスと似ていて両親の意を振り払って僕がやりたいことをやろうと17歳で一人韓国に来たんです。両親がとても反対しました。そのためチョルスにさらに少し共感することができ、その感情が届きました。兄、姉どちらも学業に熱中し今も専門職として勉強しており、僕に対する期待もあったと思います。末っ子なので一人で行くことも心配されたようです。両親を説得する代わりに大学に行く条件で今活動しています」

『お父さんが変』にて共演した先輩であり俳優となるまで両親の強い反対を受けたことがあるリュ・スヨンのアドバイスもためになったと明かした。

「僕だけうまくやればいいと仰いました。僕がうまくやればいつか認めてくださるという言葉が響きました。その言葉を聞いてさらに力が沸きました」

  • アン・ヒョソプ、「学びの連続だったドラマ『お父さんが変』」
2015年ケーブルチャンネルtvNのバラエティ番組『バッハを夢見ていつかカンターレ2』で初めて顔を見せたアン・ヒョソプはその後ドラマ『ポンダンポンダン 王様の恋』、『もう一度ハッピーエンド』、『ハッピー・レストラン~家和萬事成~』、『タンタラ』など2年間に多くの作品に参加し休みなく駆け抜けた。

「最初に演技を始めたときよりも余裕が生まれました。最初はカメラがあるだけでも震えて『台詞を間違えたらどうしよう』とたくさん悩んだんです。けれど今はもう少し没頭できる前向きな余裕が生まれたと思います。今後は一人の気持ちを共感させることができる俳優になりたいです。多数ではなく、一人の人でも喜びを与えたり笑いを与えたり暗鬱な感情を伝えるなど相手にヒーリングを与えられるポイントがあれば満足すると思います」

今後演じたいキャラクターについては欲心が多かった。演じたいキャラクターをすらすらと話すアン・ヒョソプに気分のよいときめきを感じた。

「もう少し遅れる前に僕の年齢に合った学園物をやってみたいです。刺激的だと表現することが合っているか分かりませんが、主観がもう少しはっきりし、感情表現に正直なキャラクターを演じたいです。実際は好き嫌いなくすべてやりたいです」
  • シックニュース キム・ジヨン記者 / 写真=クォン・グァンイル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-09-10 08:23:00




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