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不慣れな国でのバスキング、名ボーカリストイ・ソラに降り注ぐ意外な非難


  • 不慣れな国でのバスキング、名ボーカリストイ・ソラに降り注ぐ意外な非難
イ・ソラ。説明の必要がない独歩的な名ボーカリストだ。

アルバムとコンサートがなければなかなか外の世界に出なかった彼女がバラエティ番組に出演すると聞いたとき、まさかと思った。

戦略として神秘主義を選んで生きているのではないが、彼女があえて「固定されていて連続する」テレビ番組、それも本格的な音楽放送ではなく音楽バラエティに出演するということがにわかに信じられなかったからだ。

しかし、それは現実になったし彼女が決意して挑戦した『Bigin Again』は比較的好評を博している。

ユン・ドヒョンとユ・ヒヨル、そしてイ・ソラ。国内で代表的に挙げられる「信じて聞く」ミュージシャンたちの「どこまでも音楽で疎通して共感する特別な音楽旅行記」が行われている間、イ・ソラに注がれた賛辞は豊かで華やかだった。

韓国を代表する名ボーカリスト、代替不可、完璧のまた別の名前という輝く修飾語が彼女に与えられた。

そのように十中八九は賞賛一辺倒だったが予想外に物議をかもしたのは、非常にときおり彼女に向かって注がれた非難だ。

イ・ソラには多少不慣れなバスキングというパフォーマンスとそれに対する彼女の態度、いくつかのエピソードを介して明らかになった彼女の鋭敏さと細かさが一部の視聴者たちに不快感を与えたようだ。

彼らが誰にも気づかれない国でバスキングをしながらも「巨匠」のコスプレをしているという過度の叱責もそのうちのひとつだった。

だから視聴者の好き嫌いと、それを通じた議論といざこざが続くものであり、おそらく「歌だけを考えていた」イ・ソラに苦悩が生じる点であるかもしれない。

しかし、バスキングと視聴率、バスキングと視聴者の評価は全く別の事案だという意見が多い。

国内でも国外でもバスキングというのは見知らぬ他人との共感がその志向であって、どれほど多くの人が集まるかが目的ではないからだ。

その意味でイ・ソラに注がれた賛辞のほとんどを占めた言葉に目が行く。「イ・ソラはどこまでも音楽だ」
  • 毎日経済 Citylife 第595号 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-09-10 09:00:00




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