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「付岩洞復讐者たち」愉快な復讐と同じだけ感動的な家族の物語


  • 「付岩洞復讐者たち」愉快な復讐と同じだけ感動的な家族の物語
『付岩洞復讐者たち』の復讐クラブの彼女たちイ・ヨウォン、ラ・ミラン、ミョン・セビンの3人3食の母子の物語が多様な家族の姿として視聴者の胸を濡らし、家族として強く固まる応酬劇への期待を高めている。

tvN水木ドラマ『付岩洞復讐者たち』では愉快な復讐同様に感動的な家族の物語がある。それが復讐クラブ3人組ジョンへ(イ・ヨウォン扮)、ドヒ(ラ・ミラン扮)、ミスク(ミョン・セビン扮)と彼女たちの子どもが見せる平凡ではないからこそより特別な物語だ。

#1. ホン・ギルドン母子イ・ヨウォン+ジュン

財閥一家の高飛車な義母キム・ジョンへと他人よりもばつの悪い夫の婚外子イ・スギョム(ジュン扮)は別名「ホン・ギルドン母子」だ。

父親を父親と言えず、兄を兄と呼べないということ。二人はどちらも家族の境界に入ることが出来ず傷ついた婚外子という共通の痛みを持つ。そのためか、「夫が他の女と生んだ子どもなのに嫌いじゃないといえば非正常」だと自嘲し、「おばさんにとって僕の存在そのものが弊害」だということを理解するスギョムと、「自分の過ちではないことで謝るな」というジョンへ、血は通っていないが互いの傷を一番完璧に相手を理解できるため、より特別な母子ケミで視聴者の愛を受けている。

中でも彼ら母子の傷の原因提供をしたイ・ビョンス(チェ・ビョンモ扮)に復讐するため手を組み、今後の展開でどのような役割を果たすのか期待される。

#2. 哀切な母子ラ・ミラン+チェ・ギュジン

シングルマザーのドヒには「私に残されたものは子どもだけ」だと話すほどに優しい息子がいる。家で酒を飲む母の友人のために優しく二日酔い解消ラーメンを作ってやる、誇らしい息子ヒス(チェ・ギュジン扮)だ。この哀切な母子は父親なく母一人で魚屋をしているという理由でいじめられても「ごめんね。母さんを傷つけたくないのに」と話す心根の深い息子と、「子どもはもともと両親の心を少し痛めるものよ。思春期のくせにお前はとてもつまらなかった」と答える母親の会話で登場から視聴者の胸を揺さぶった。

経済的には豊かでないが、「お母さんはこれからお金を惜しまない。他人から無視されないために」、「僕の心配ばかりする母さんがもっと心配」だと気持ちだけはもっとも裕福な頼もしい母子の姿が見る人に温もりを伝え、世の中の片親家族の癒しとなっている。

#3. まだ不安定な母子ミョン・セビン+キム・ボラ

世界のすべての家族が幸福なだけではないように、復讐クラブにも危うい関係の母子がいる。夫の暴力に「すべて私のせい」だと自責するミスクと、そんな母親を幻滅した表情で見つめ「いつまでそうやって生きるの」と無関心な顔の仮面をつけた娘ソヨン(キム・ボラ扮)。二人は家庭不和に苦しむ母子を現実的に描いて注目されている。

去る4話にて「むしろペク・ソジンが羨ましい」というソヨンの台詞の中に登場した「ペク・ソジン」がミスクの死んだ息子であり、ソヨンの兄だということが明かされ、彼ら親子の葛藤に胸の痛い事情があることを知らせ視聴者の同情を買った。夫の暴力が自分だけでなく娘ソヨンにまで向かっていることに気づいたミスクが「これ以上我慢しない」と強い決意を見せた中、娘に向かう愛情を土台にした復習クラブの復讐がソヨンの固く閉ざされた心の扉を開くことができるのか注目される。
  • スタートゥデイ シン・ヨンウン記者 / 写真=tvN
  • 入力 2017-10-25 10:26:38




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