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「沈黙」パク・シネ「ラブライン、アドリブでさらに作った」


  • 「沈黙」パク・シネ「ラブライン、アドリブでさらに作った」
「同じ職業ということに関する考えは本当になかった」

26日午後、ソウル鍾路区某所で映画『沈黙』(監督チョン・ジウ、制作CJエンターテイメント)について話を交わすために会った女優パク・シネ(28)は、前作の映画『7番房の奇跡』(2013年)に続いて『沈黙』を通じて、2度目の同じ職業を持つキャラクターを引き受けたという事実に対しては全く認識していなかったという。メディア試写会後に記者懇談会で取材陣が彼女に向かって同じキャラクターを演じたことについて言及したとき、初めてそのような事実を悟り、振り返る気持ちで考え込んだという。

「(『7番房の奇跡』での)イェスンと与えられた状況があまりにも違う。イェスンは父の罪を立証する証拠が十分にある子で模擬法廷を扱った。『沈黙』は何もない状況で起こることを扱うため(同じ職業であるという点について)まったく心配していない。(演技については)似ていたのか、感情がどうだったのか振り返るようにした。撮りながらイェスンが全く思い浮かばなかった」

先立って『7番房の奇跡』を通じて正義感あふれる弁護士の姿を見せてくれた彼女は、『沈黙』では正義感もあるが無気力で力の抜けた姿を見せようとした。

「既存に出た正義感あふれる弁護士の姿とは異なり、信念はあるがエネルギーあふれる弁護士ではないと考えた。その中で圧迫感が大きかった。初任に大きな弁護を初めて引き受けたのだ。家庭教師として教えていた大企業の娘を弁護するのだ。一方、妹と思っていたミラの弁護士としての選任だったため、ベテランの間でルーキーとして圧迫があっただろう。そのような部分に少し気を使ったようだ」

キム・ヒジョン(パク・シネ扮)はイム・テサン(チェ・ミンシク扮)の娘イム・ミラ(イ・スギョン扮)の家庭教師だった縁で、事件の弁護を引き受けることにした初任給弁護士だ。劇中に呼吸を合わせたイ・スギョンとは話を通じて事前にあれこれ前事を作ってぎこちなさが見えないようにした。

「実際にイ・スギョンと『どのような関係だったのか』とし、前事を作った。『ミラがヒジョンが弁護を引き受けた時、良かった理由が何だったのか』『ヒジョンはミラに苦言を言える唯一の人ではなかったのか』など、ミラがヒジョンを信じてより慕うことができ、楽に話をできる理由を考えた。そうしながら親しくなった。現場ですぐに会えばぎこちなく見えると思い、その前に別途に会って話を交わした」

「出演する俳優たちが本当に良くて本を楽しく読んだ。チェ・ミンシク先輩がするということが(出演を決心するのに)大きな影響を与えた。変わっていくヒジョンの感情線、そして人物が持っている個々人の話がラインが多様で、その中にある平凡だと言えるが、その平凡さが持った、力が強い話が良かった。チョン監督がこの物語をどのように演出するのか関心が大きかった。原作である中国映画『沈黙の目撃者』のリメイク作というにはあまりに異なって流れていき、新たに脚色する作品として見てくれればいいと思う。ドンミョン(リュ・ジュンヨル)も原作にいない人物で」

映画にはキム・ヒジョンとイム・テサンを追う検事トン・ソンシク(パク・ヘジュン扮)のラブラインもある。2人が居酒屋で会話を交わす場面は驚くべきことにアドリブで出てきたものだという。彼らのラブラインが薄く扱われることと関連し、削除されたシーンがあるかと尋ねると、彼女は「むしろ作られた」と話した。
  • シックニュース チェ・ジョンウン記者 / 写真=CJエンターテイメント | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-11-05 08:55:00




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