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「世界でもっとも美しい別れ」涙溢れた最終回に視聴率も上昇

「世界でもっとも美しい別れ」4話(最終回) 

▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

  • 「世界でもっとも美しい別れ」涙溢れた最終回に視聴率も上昇
名作の感動は時間も防ぐことはできない。

17日tvN金土ドラマ『世界でもっとも美しい別れ』が放送終了した。好評を独り占めし、放送中「名作」と賞賛を集めた『世界でもっとも美しい別れ』は、最終回の視聴率が爆発し名作の強い力を立証した。

この日の放送分は視聴率調査会社ニールセンコリア有料プラットフォーム基準視聴率6.2%まで上昇した。

これは前回対比3%ポイント上昇した数値だ。瞬間最高視聴率も7%まで上昇し、ケーブルチャンネルと総合編成チャンネルにて同時間帯1位となった。

この日の放送ではイニ(ウォン・ミギョン扮)と家族たちの悲しくも美しい別れが描かれた。死の影を前に、彼らは悲しみ打ちひしがれた。夫婦、母と娘、母と息子、義母と嫁、姉と弟。家族という名前で縛られた彼らは短くも残りの時間、互いに対する愛と感謝を表現し励ましあうことに最善を尽くした。

イニ、ジョンチョル(ユ・ドングン扮)、ヨンス(チェ・ジウ扮)、ジョンス(ミンホ扮)が現実を認め、互いを抱きしめあっているとき、祖母(キム・ヨンオク扮)だけが違った。痴呆により今も嫁イニを苦しめたり、小さな子どものように手がかかった。ついにはバッドでヨニの頭を殴るまでした。この状況を目撃した家族はさらに苦しんだ。ジョンチョルは祖母が出て来れないよう鬱憤を吐きながら部屋のドアに釘まで打った。

その日の夜、ヨニは一人で義母の部屋を訪れた。眠っている祖母に向かいあれこれ不平を言ったヨニは自分がこの世を去った後、残ることになる義母を心配した。結局ヨニは眠っている義母の顔に布団をかけて首を絞めた。「お義母さん。私と一緒に死にましょう」と嗚咽するヨニはお茶の間に悲しみそれ以上の感情を抱かせた。家族の引止めにより、ようやく手を離したイニは罪悪感、悲しみに包まれた。

その後ジョンチョルはイニ、ヨンス、ジョンスとともに旅行に出た。遅れて姉の病を知ったグンドク(ユ・ジェミョン扮)は姉の顔を見ることもできないまま、小さな気持ちを伝えた。こうして到着した旅行先で、悲しくも楽しい時間を過ごした家族。イニは娘、息子と順番に言葉を交わした。互いに向かい「愛している」という言葉を正直に打ち明けるこの会話を通じてイニとヨンス、ジョンスは一番美しい別れができた。

こうしてヨンス、ジョンスをソウルに送った後にジョンチョル、イニ夫妻だけが残った。ジョンチョルはイニを入浴させ、本も読んでやりながら妻を抱きしめた。いつ自分に会いたくなりそうかと尋ねるイニの問いにジョンチョルは淡々としているようでも、真心を尽くして答えた。

最後までイニの気持ちを一番温かくした人は夫ジョンチョルだった。こうしてイニは華やかではないが、もっとも美しく家族と別れを果たした。

『世界でもっとも美しい別れ』は1996年に放送されたドラマのリメイク作品であったが、原作以上の感動、月日が流れても変わらない重みのあるメッセージを伝えてお茶の間から大きな愛を受けた。

本人の原作を直接脚色したノ・ヒギョン作家の筆力、ひとつの場面も逃すことができないようにさせたホン・ジョンチャン監督の繊細な演出、世代を問わない出演俳優たちの名演技が加わって完成された。
  • スタートゥデイ パク・セヨン記者 / 写真=tvN放送画面キャプチャ
  • 入力 2017-12-18 07:57:19




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