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ジョンヒョン「世の中に知られているのは、僕の人生ではなかったようだ」


  • ジョンヒョン「世の中に知られているのは、僕の人生ではなかったようだ」


■ SHINee ジョンヒョンの遺書を公開

去る18日に死去したSHINeeのジョンヒョン(本名キム・ジョンヒョン、27)に向けた哀悼の波が続いている。 19日、ソウル江南警察署は「捜査の結果、キム氏が自ら命を絶ったことは確実で、解剖をしないことに決定した」と明らかにした。ジョンヒョンは18日、ソウル市清潭洞のとあるレジデンスで倒れたままで発見され、近くの大学病院に搬送されたがついに死亡判定を受けた。

この日、ソウル市松坡区風納洞(プンナプトン)のソウル峨山病院葬儀場の2階に設けられた殯所(ピンソ)には、午前中から弔問客が絶えなかった。SHINeeのメンバーたち(ミノ、テミン、オンユ、キー)は喪主の資格で弔問客を迎えた。所属事務所であるSMエンターテイメントのイ・スマン総括プロデューサーをはじめとして、同じ事務所の仲間であるBoA、少女時代、EXO、NCTなど多くの芸能界の同僚たちが殯所を訪れた。葬儀場の地下1階3号室に設けられた弔問スペースには、昼12時からファンたちが集まってお互いを慰めた。出棺は21日だ。

この日に公開されたジョンヒョンの遺書には、彼がふだんからうつ病に悩まされてきたことが切々と書かれ、芸能界生活の中で感じた寂しさもそっくりそのまま盛り込まれていた。故人は遺書で、「僕は内から壊れていった。ゆっくりと僕をかじった憂鬱はついに僕を丸のみにして、僕はそれに打ち克つことができなかった」と吐露した。彼は続けて、「世の中に知られているのは僕の人生ではなかったようだ。ぶつかって、知られて…たいへんだったよ。なぜそれを選んだのだろう」と、大衆に知られる有名人の生に対する苦しみを打ち明けた。また「なぜ悪いのかをさぐろうという。ゆっくりとした声で僕の性格を責めるとき、医師はほんとうにかんたんだなと思った」と、順調ではなかった精神科の相談プロセスを示唆した。遺書の末尾には「笑えなくても、僕を責めたままで送らないでほしい」とし、「ほんとうに苦労した。さようなら」と書かれていた。

故人は生前、多様なチャネルを通じて幸せになりたいという望みを繰り返し明らかにしてきたことがある。昨年の3月、ある総合編成チャンネルに出演して、「未来を準備しようと、まさにいまを楽しめない方」だとし、「時々ストレスをものすごく受ける時があって、僕は幸せかどうか考えてみたけれど…そうではないみたいだ」と吐露した。

ジョンヒョンの突然の死に対する哀悼の波の中で、彼のソロナンバーはこの日のチャート順位を逆走し、各種チャートのトップに上がった。午後1時の時点でジョンヒョンが4月に発表した自作曲でテヨンと一緒に歌った『Lonely』がメロン(melon)とジーニー(geine)で1位にあがり、彼が一人で歌った『End of a day』がネイバーミュージックとバックスで最高ランクを占めた。ジョンヒョンが作詞・作曲してイ・ハイが歌った『BREATHE』も、各種音源サイトの2~3位に上がった。

海外メディアもこの日、ジョンヒョンの死の知らせを主なニュースとして報道した。ワシントンポスト(WP)はジョンヒョンの活躍を紹介し、「K-POPファンが大きな衝撃に包まれた」と伝えた。ビルボード誌Kポップコラムを書いてきたジェフ・ベンジャミンは、「ジョンヒョンは10代の時にデビューしており、多くのファンが彼とともに成長したと感じただろう」と評した。
  • 毎日経済 パク・チャンヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-12-19 19:02:59




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