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コン・ヒョジン、雨の中の告白

ドラマ「大丈夫、愛だ」 

  • コン・ヒョジン、雨の中の告白
SBS水木ドラマ「大丈夫、愛だ」に出演する俳優コン・ヒョジンが「雨の中の告白」で視聴者達を感動させた。

コン・ヒョジンは劇中幼い時のトラウマによって関係恐怖症になった精神科医チ・ヘス役を担い熱演中だ。石直球を超えた核直球な言葉と行動をする熱いキャラクターで毎回視聴者たちの胸まですっきりとさせている。しかしこの日恋人チェホ(ド・サンウ)の裏切りはチ・ヘスの傷であり表現することのできなかった苦しみを再び引き出すこととなった。

去る2話でチ・ヘスは恋人だったチェホの二股の事実を知った後、振り返りもせずにその場から恋人との関係を整理する熱さを見せた。しかし背を向けた彼女の気持ちを引き止めるため夜遅くにヘスに会いに来たチェホに向かって彼女は結局ぐっと堪えていた自身の苦しみを再び切々と吐き出すこととなった。降り注ぐ雨の中でコン・ヒョジンの堪えた涙と感情演技は視聴者たちの胸を刺し、感情移入させて共に悲しくさせた。

自身の二股は認めながらも愛する女性と300日という長い時間関係を持つことを我慢するのがどれだけ大変なことか分かるのかと尋ねるチェホにチ・ヘスは自分が非正常であり、一般の人々と違うことを認めた。幼い頃20年以上母親の不倫を見てきた彼女はそのトラウマで関係を持つことは悪いことだと考える関係恐怖症を患っていた。他の人たちは愛すれば胸がときめくのに自分は酒に酔って吐くように嫌で、自分も一日でも早く気分の悪い病から抜け出したいと涙で自身の気持ちを伝えた。

患者たちが誰かを憎み殺したいと思う状態を徐々に理解しながらも、自分の病と傷を飛び越える時にヘスも患者たちの世話をしながら自分が持った傷と痛みもまた少しずつ治癒されていると信じていた。しかし信じていた恋人の裏切りはヘス自身が持っていたトラウマにまた再び重なって、彼女をさらに苦しめた。

これは現在を生きる現代人たちが自身の傷を表現できずにぐっと堪えたまま生きていく切ない人生の一面を見せてくれるようで放送後多くの視聴者たちの共感を引き起こした。
  • スタートゥデイ_チン・ヒョンチョル記者
  • 入力 2014-07-31 11:27:21




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