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「私のおじさん」14話 常務になったイ・ソンギュンと消えたIU…最高視聴率7%突破

「私のおじさん」14話 

▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

  • 「私のおじさん」14話 常務になったイ・ソンギュンと消えたIU…最高視聴率7%突破
『私のおじさん』で盗聴の事実を知ったイ・ソンギュンの「電話をくれ」という一言が視聴者に深い残像を残した。姿を消したIUはどのような選択をすることになるのだろうか。

10日に放送されたtvN水木ドラマ『私のおじさん』(脚本パク・ヘヨン、演出キム・ウォンソク、制作スタジオドラゴン、チョロクベムメディア)14話はケーブル、衛星、IPTVを含む有料プラットフォーム世帯視聴率平均6.5%、最高7.2%を記録し、自己最高記録を更新した。また、ケーブル・総合編成で同時間帯1位になり、男女10代~50代の年齢ですべて1位を記録した。男女20歳から49歳のターゲット視聴率も平均3.4%、最高4.1%と自己最高記録を更新して地上波を含むすべてのチャンネルの同時間帯1位を占めた。(有料プラットフォーム全国基準/ニールセンコリア提供)

この日も無断で欠勤したイ・ジアン(イ・ジウン扮)を探し回っていたパク・ドンフン(イ・ソンギュン)は意外なところで彼女の消息を聞いた。早朝、ジョンヒ(オ・ナラ扮)は「会社をやめた。新しい仕事場の近くに引っ越す」と話すイ・ジアンに会った。寂しさに疲れて店の外で一人で座っていたジョンヒのそばにしばらくいてくれたというイ・ジアンは「この街が本当に良かった」という言葉を残して去った。そしてイ・ジアンの不在が現実であることを悟って虚しく感じていたパク・ドンフンはイ・ジアンからの電話を受けた。

ぶっきらぼうに「やめるならやめると話をするべきだろう」というパク・ドンフンにイ・ジアンは「やめると言えば、人殺しの送別会でもしてくれるのか。怖くて一日も早く静かに消えてくれることを願うはずなのに」と言った。一度や二度経験したわけではないイ・ジアンの言葉は聞く人の胸まで痛め、パク・ドンフンがようやく伝えた申し訳ないという言葉にイ・ジアンは「おじさんが、どうして?」と反問した。そして、泣きそうな声で「初めてだった。4回以上、優しくしてくれた人。私みたいな人。私の好きな人」と言ったイ・ジアンは今では生まれ変わることができると話した。生きていくことがとてもつらくて地獄のようだった人生、生まれ変わりたくもなかった世界でもパク・ドンフンように心から接してくれる人が一人でもいるなら耐えることができるという意味だった。「硬直した人間」だったイ・ジアンの変化が感じられる部分だった。

そしてパク・ドンフンは最終的にサムアンE&Cの新常務理事になった。誰よりも誠実に生きてきたパク・ドンフンと支持する仲間たち、家族、そしてパク・ドンフンを守ろうとしたイ・ジアンの願いが成し遂げた結果だった。しかし、常務理事になったパク・ドンフンが見つめるオフィスにもはやイ・ジアンの席はなかった。仕事帰り、パク・ドンフンはイ・ジアンに「常務になった。ありがとう」とメッセージを送ったが返事はなく、ためらったパク・ドンフンは最終的に電話をかけたが、帰ってきたのは欠番だという自動応答メッセージだけで、彼を虚脱させた。

一方、イ・ジアンの友人であり協力者であるソン・ギボム(アン・スンギュン扮)は最終的に警察に捕まった。取調室に座って自分の潔白を主張しパク常務(チョン・ヘギュン扮)を乗せて運んだ日の話をしていたソン・ギボムはミスを犯してしまった。「ドンフン、日が昇る前に早く束草に行ってアワビの鍋で焼酎を一杯しよう。ぜんぶ終わった」と酔っ払ったパク常務が話したというソン・ギボムのこの言葉は、ただ一度聞いただけで覚えていたというにはあまりにも詳細で、これにパク常務は盗聴の事実に気づいた。

最後に、パク・ドンフンはパク常務を通じてイ・ジアンが自分を盗聴していたこと、ト・ジュンヨン(キム・ヨンミン扮)と関係があることを知った。まだ盗聴アプリが存在する自分の携帯電話を映画館に置いて出てきたパク・ドンフンはト・ジュンヨンに会って「イ・ジアンに何をさせたんだ」と叫んだ。

ト・ジュンヨンの答えは衝撃的だった。カン・ユニとの浮気を先に気づいて取引を提案してきたこと、パク常務を切ったのもすべてイ・ジアンだと話した。しかし、パク・ドンフンを最も動揺させた言葉はト・ジュンヨンの叫びの中でさえ感じられるイ・ジアンの本心だった。「死ぬほど逃げるそうだ。捕まったらスタート地点を話さなくてはいけないのに、先輩の人生が公に恥をかくことになるから、先輩が一番恐れているのがそれだということをあの子が分かっているのに、それをあいつが話すとでも?」と、万一警察に捕まってもカン・ユニの事件は除外しようとまで話したイ・ジアンは最後までパク・ドンフンを守ろうとしていた。

衝撃的な真実に悲しみと感謝の気持ちが入り混じって震える息をこらえて映画館に戻ったパク・ドンフンは両手で携帯電話を握った。そして静かに言った。「イ・ジアン、電話をくれ」と。どこかで自分の声を聞いているだろうイ・ジアンに向けた言葉だった。

『私のおじさん』は人生の重みに耐えて生きる人々がお互いを介して人生の意味を探して癒していく物語だ。
  • 毎日経済 スタートゥデイ シン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-05-11 09:09:28




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