「自白」最終回 ジュノが父の濡れ衣晴らす…自己最高視聴率で有終の美

「自白」16話 

▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

作家・監督・俳優の完璧な呼吸により好評を集めたtvN『自白』(脚本イム・ヒチョル、演出キム・チョルギュ、ユン・ヒョンギ)が熱い余韻を残しつつ幕を下ろした。

これと共に『自白』は自己最高視聴率を更新する勢いを見せて有終の美をおさめた。『自白』16話(最終回)の視聴率はケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム世帯平均6.3%、最高7.1%を記録し、ケーブルと総合編成を含む同時間帯1位を記録した。(有料プラットフォーム全国世帯基準、ニールセンコリア提供)

去る12日に韓国で放送された『自白』の最終回(16話)ではチェ・ドヒョン(ジュノ)が父親チェ・ピルス(チェ・グァンイル)の濡れ衣を晴らし、再審で無罪を勝ち取る姿が描かれた。

ただし、10年前の事件の状況がすべておさめられた録音ファイルは違法に取得した証拠だという理由で証拠効力を失い、それにより真犯人と明らかになったチュ・ミョングン(ムン・ソングン)、パク・シガン(キム・ヨンフン)を処罰することはできなかった。しかし、チェ・ドヒョンとキ・チュンホ(ユ・ジェミョン)、ハ・ユリ(シン・ヒョンビン)、チン女史(ナム・ギエ)はあきらめなかった。ファン・ギョシク(チェ・デフン)の自白を引き出して、チュ・ミョングンへのキム・ソンヒ(シム・ミン)殺人教唆の容疑を明らかにして防衛産業不正をイシュー化させた結果、「チュ・ミョングンゲート特検法」が発議された。さらにチェ・ドヒョンとキ・チュンホは特検チームに参加し、最終的にチュ・ミョングンを法廷に立てる結末が描かれてかれて視聴者たち爽快な戦慄を感じさせた。

このように『自白』は「真実を追う誰かの意志があれば、すべてのことは明らかになる」というメッセージが込められた結末で、視聴者を満足させた。名作ドラマの基準値を引き上げた『自白』が残したものを整理してみる。

デビュー作家の感覚:イム・ヒチョル作家の細やかなストーリー

『自白』でイム・ヒチョルという敏腕作家が誕生した。『自白』は最近の推理ドラマがとるエピソード形式とは差別化されたユニークな物語の構造を見せた。まるでパズルのように破片化された事件と人物が徐々に組み立てられ、パズルの巨大な原型を露出する設計を披露したもの。『自白』は「キム・ソンヒ殺人事件」という一つの事件が国を丸ごと揺るがす「防衛産業不正事件」にまでつながる拡張的なストーリー展開で驚きをもたらした。緻密な伏線とどんでん返しの連続、重たいメッセージで毎回強烈に視聴者を引き込んだ。このようにイム・ヒチョル作家はデビュー作であるという事実が信じられないほどの完成度の高いシナリオを作り出した。


ジャンルを問わない名作ドラマメーカー、キム・チョルギュ監督の演出力

『自白』の細やかなストーリーにテンションと品格を吹きいれたのはキム・チョルギュ監督の演出だ。キム・チョルギュ監督は昨年放映された『Mother』を通じて、国内だけでなく海外でも演出力を認められた演出家。キム・チョルギュ監督は『自白』を通じてジャンルを問わない演出力を証明した。キム・チョルギュ監督は残酷な殺人事件をすべて見せずともニュアンスだけで息をのむような恐怖感を誘発したり、複雑な情報を明快に伝える視覚装置でストーリーの理解度を引き上げた。これと共にキャラクターの感情伝達を極大化させるカメラアングル、シーンの雰囲気を盛り上げるBGMなど、撮影、音楽、美術、編集、照明のすべての部分で絶妙なアンサンブルをもたらし、まるで映画のような映像を表現した。


ジュノの再発見&ユ・ジェミョンの再確認!俳優軍団の演技力!

まさにジュノの再発見、ユ・ジェミョンの再確認だった。ジュノは死刑囚の父親の汚名を晴らすために弁護士になったチェ・ドヒョン役を演じ、彼のフィルモグラフィーに代表キャラクターを追加した。冷徹で知的な目つきと信頼感を与える重低音の声、すっきりとしたセリフの伝達力は弁護士に完璧に符合し、ストーリーの展開に応じて徐々に高まる感情演技も視聴者たちの絶賛をもたらした。一方、ユ・ジェミョンは刑事キ・チュンホ役を演じて演技力を存分に発揮した。特に真犯人を追跡しようとするこだわりを持つ眼差しはドラマを盛り上げ、「さすがユ・ジェミョン」という言葉を自ら証明した。また、2人がコンビを組んで生み出すケミストリーは視聴者を魅了した。

さらにシン・ヒョンビンとナム・ギエの演技力はドラマに「見る楽しみ」を加え、ムン・ソングンとキム・ジョンファ(ジェニー・ソン役)、ソン・ヨンチャン(オ・テクジン役)、チェ・グァンイル、チョン・ヒテ(ソ・グンピョ役)、キム・ジュンギ(ヤン・インボム役)、ユン・ギョンホ(チョ・ギタク役)、イ・ギヒョク(イ・ヒョンジュン役)、パク・ミヒョン(ナ判事役)、ユ・ソンジュ(チ・チャンリュル役)、キム・ヨンフン、チェ・デフン、チャン・ジェホ(イ刑事)、リュ・ギョンス(ハン・ジョング)、ムン・テユ(ノ・ソンフ役)まで、すべての俳優が熱演を繰り広げて『自白』を輝かせた。

『自白』は一度判決が確定すると再び裁判を請求することができないという刑事原則である「一事不再理の原則(大韓民国憲法第13条第1項)」を素材にし、法廷ドラマの歴史を新たに書いた。
  • 毎日経済 スタートゥデイ シン・ヨンウン記者
  • 入力 2019-05-13 07:28:35