「Kポップ=ダンス音楽」から「Kポップ=芸術」へ



BTSはスロベニアの現代舞踊チーム 「エムエン」との協業で「ブラックスワン」の振り付けを演出した。 [写真提供=BigHit]

EXOのスホが30日、初のソロアルバム『自画像(Self-Portrait)』で帰ってくる。ファンたちは今回のアルバムは、画家ゴッホの『自画像』からインスピレーションを受けたものと解釈する。ふだんからスホはゴッホ作品の展示を楽しみにして訪れるが、今回のアルバムのタイトルもゴッホの最も有名な作品と同名という点からだ。アルバム発売日がゴッホの誕生日(3月30日)と同じであることも、今回の解析に力を乗せる。アルバムのジャケットには低い彩度でスホのシルエットがぼんやりと写って雰囲気を添える。スホは企画段階から制作全般に直接参加するなど、心血を注いでソロアルバムを完成した。


Kポップアイドルが「芸術」をまとって進化している。伝統芸術からインスピレーションを得ることはもちろん、現代美術とのコラボレーションで音楽に対する芸術感覚も一段階引き上げた。

グローバルトップバンドの防弾少年団は、現代舞踊とコラボレーションしながら存在感を加えた。去る1月17日に先行公開した正規4集アルバム収録曲『Black Swan(ブラックスワン)』は、東欧スロベニアの現代舞踊のMN Dance Company(エムエヌダンスカンパニー)が振り付けを担当した。最初に先行公開したアートフィルムには、脱衣した上体の振付家と黒のスーツをまとった6人のダンサーがまるで一つの体のように「黒鳥」のジェスチャーを演じる。時には調和し、時にはぶつかる7人の激情的なジェスチャーは、ブラックスワンの叙情的なメロディーと結合して一つの作品に昇華した。

防弾少年団は、メンバーたちが直接ブラックスワンの振付を披露する公式ミュージックビデオも去る5日に発表した。アンティークな劇場の舞台を背景に、メンバーたちが白鳥と黒鳥(Black Swan)をそれぞれ象徴する白と黒の衣装を着てパフォーマンスを繰り広げる。

先月21日に発表した正規4集タイトル曲『ON』は、UCLAのマーチングバンドと手を握った。

主体的な女性像を歌うMAMAMOO(ママム)は現代美術と結合させて、自分のメッセージをより明確にした。昨年11月に正規2集アルバムのタイトル曲『HIP』のミュージックビデオでママムは女性作家のバーバラ・クルーガーの作品からインスピレーションを受けたステージ背景で話題を集めた。

評論家のチョン・ビョンウク氏は、「Kポップはダンスミュージックという公式が最近はうすれているだけに、グローバルなファン層を対象とした芸術性が際立つアイドル音楽もいっそう多くなるだろう」と診断した。
  • 毎日経済_カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-03-20 17:02:18