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チェ・スンヒョン「タチャ イカサマ師2」出演を最初は断った

映画「タチャ イカサマ師2」 

  • チェ・スンヒョン「タチャ イカサマ師2」出演を最初は断った
BIGBANGのT.O.P(チェ・スンヒョン)は「実際の私の姿は雑な面が多いがその点がデギルととても似ている」と笑った。

去る3日公開された映画「タチャ イカサマ師2」は叔父のゴニに似て幼い頃から並々ならぬ器用さと勝負欲を見せたデギルが誰も信じることのできないいかさま師の世界に飛び込み命が行き交う勝負を繰り広げることになる物語を描いた作品だ。本人の言葉のように映画の序盤デギルは雑に見える。見栄の詰まった姿は可愛く見えたりもする。しかし後半部では愛と友情に命を懸けた花札の勝負師デギルは十分にチェ・スンヒョン本人の魅力をアピールした。

チェ・スンヒョンは多くの愛を受けてきたホ・ヨンマン画伯の同名漫画が原作の映画であるために、実際負担を感じた。「加速スキャンダル」「サニー」に続いて興行を続けるカン・ヒョンチョル監督の出演依頼を受けたが「出来そうにない」と話した。悩む抜いた末に監督の手を握った。「ある瞬間確信が生まれたんです。監督が私をずっと待ってくれたんです。『1年という時間の中でこの本を書いたが、必ずスンヒョン氏が持っていってくれたら嬉しい』と仰ったんです。感動と同時に監督に向かう無限の信頼を感じました。しっかりやりたいという気持ちも浮かびました。得るものより失うものが多いだろうと考えたけれど、それがさらに挑戦したい気持ちを刺激することになりました」

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チェ・スンヒョンは花札のやり方を知らないが、この映画のために習った。派手な手技は、魔術師から2~3ヶ月の特訓受けた。

現在彼は花札を遠ざけていると話した。「ずっとやると面白さが減るように思ったから」だ。秋夕名節に家族に会ったらどうするのかという心配をすると「幸いにも家族は花札よりもユッノリ(双六)を楽しむ」と話した。映画を見た彼の家族たちはとても驚いたようだ。華やかな手札の回転技術もさることながら、露出を病的に嫌がる彼が上衣を脱いだためだ。普段にも半そでTシャツは着ずに長袖の服を着て眠っている彼だから驚くだけのことはある。本人も後半部で服を脱いで花札を打つシーンは苦役だった。

「本当は適応できずにとても恥ずかしかった。映画の中でもっとも大変なシーンを迎えたけれど、それでもしっかりやることを願いました。我慢して演技しました。実際始めてシナリオを受けてこんなに強く作ったらレベルが高くなるんじゃないかと考えました。けれど監督が『露骨に撮ったら原作を妨害する要素が多い映画となるだろう』と『シナリオの通りに撮りはしない』と仰ったんです。作られた映画を見たら漫画のような作品が出て良かったです」(笑)

シン・セギョンとイ・ハニ等女優たちも後半部で下着だけを着て花札を打つ。また二人とのロマンスを繰り広げたがどうだっただろうか。「セギョンさんには現場でも話したが『本当に素晴らしい』と話しました。俳優として気持ちの準備ができていたようです。清純グラマーという修飾語があるがそれに囚われず演技しようという意思があった。『スターではない俳優として演技しているんだな』と考えましたよ。ハニ姉さんは男性を抱きこむような温かな魅力を持っているようです。今まで芸能界で会った方の中で一番気さくです。二人とも気取らず正直です。セギョンさんと恋愛の演技をするときセギョンさんを好きになり、ハニ姉さんとのロマンスをする際には姉さんを愛しましたよ。はは」

チェ・スンヒョンは二人の女性がデギルを成長させたと話した。現実の中でチェ・スンヒョンは女性たちからどんなことを学び、成熟しただろうか。彼は「恋人がいるときも敬語を使った」と話し「敬語を話せば争いがなかった。人と人の間には距離がないといけないようだ。私にはそれが合っているようだ」と続けた。呼吸を合わせて親しくなったシン・セギョンにも敬語のままでいた理由だ。しかし、彼は他のすべての人にもそうなのだ。

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「私は本当にハム・デギルでもあります。女性の前では子供みたいです。恋人が泣けば慰めるよりも私も一緒になって泣きます。映画序盤にミナ(シン・セギョン扮)に関心を向けるのですが、ミナが声をあげるじゃないですか?本来シナリオには『困惑するデギル』だったのですが、私もしらず習慣が出たんです。一緒に声をあげたんです。デギルの個性が私とかみ合ってそういう演技となったようです」(笑)

2007年ドラマ「I am Sam」から演技に挑戦したチェ・スンヒョン。映画「戦火の中へ」では多くの新人賞を受賞して俳優として立ち上がった。彼は「『I am Sam』のときは不良学生だった。魅力を感じられなかったが『アイリス』に参加しながら先輩たちと演技することに面白さを感じたと思う。たくさん見て学ぶことができて良かった」と演技に向かう愛情を表した。続けて「私はまだ隠している手札がたくさんあると思う」とし「本当は私が何を持っているのか私も分からない。それを発見するのは大衆ではないかと思う。見せていないものがまだ多いということくらいは分かっている」と話した。
  • スタートゥデイ_チン・ヒョンチョル記者 / 写真_カン・ヨングク記者
  • 入力 2014-09-09 10:02:11




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