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キム・ギドク監督「一対一」ヴェネツィア映画祭3年連続の輝き

映画「一対一」 

  • キム・ギドク監督「一対一」ヴェネツィア映画祭3年連続の輝き
キム・ギドク監督の20本目の映画「一対一」がヴェネツィア国際映画祭で再びひとつの朗報を伝えてきた。10日映画海外配給社によると「一対一」は去る6日に幕を下ろした第71回ヴェネツィア国際映画祭の第11回「ヴェネツィア・デイズ」にて作品賞を受賞した。

「ヴェネツィア・デイズ」はヴェネツィア国際映画祭の期間中イタリア映画監督協会と制作家協会の主管によって開かれる映画祭だ。カンヌ国際映画祭の監督週間に該当する。キム・ギドク監督は第69回ヴェネツィア国際映画祭にて金獅子賞を受賞した「ピエタ」(2012)、第70回ヴェネツィア国際映画祭非コンペ部門に招待された「メビウス」(2013)に続き「一対一」(2014)で3年連続ヴェネツィアを訪問した珍しい記録を立てた。

キム・ギドク監督は「『一対一』は権力の不正腐敗と戦う庶民たちの物語だ。民主主義の詩を象徴する悲劇的な時間とそれを暴くが結局寂しく死んでいく主人公の姿を通じてこの時代の痛みを全世界の人が共有し、自らを振り返る機会となればと思う」と所感を明かした。

「一対一」は真実を明かそうとする貧しい庶民たちが不正腐敗の前に屈し妥協して卑怯に生き、正義のために戦った主人公の孤独な最後を描いた作品である。
  • スタートゥデイ_パク・セヨン記者
  • 入力 2014-09-10 15:57:42




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