性的暴行容疑のカン・ジファン、上告が棄却され有罪確定


最高裁判所が準強制わいせつなどの容疑を受けた俳優カン・ジファン(本名:チョ・テギュ、43)の上告を却下し3審まで続いた法的攻防が終了した。世間の疑問の中で「スタッフへのセクハラ容疑」が結局有罪となり、カン・ジファンは汚名を返上できなくなった。

5日の午前、最高裁判所でカン・ジファンの準強制わいせつなどの容疑で上告審の判決が言い渡された。カン・ジファン側の上告で行われた同日の上告審で裁判部はカン・ジファンの上告を却下した。

これで、カン・ジファンに1、2審の裁判部が言い渡した懲役2年6か月、執行猶予3年の量刑が維持された。同日、現場にはカン・ジファンが直接現れることはなかった。

カン・ジファン容疑者は昨年7月9日、京畿道(キョンギド)広州市(クァンジュシ)五浦邑(オポウプ)の自宅で女性2人に性的暴行及びわいせつ行為をした疑いで拘束起訴された。自分の撮影を手伝う外注スタッフの女性2人とお酒を飲んだ後、彼女たちが寝ていた部屋に入ってスタッフ1人に性的暴行を加え他のスタッフ1人にセクハラをしたという疑い(準強姦および準強制わいせつ)だった。

カン・ジファンは1審で懲役2年6か月、執行猶予3年を言い渡され拘束状態から釈放された。しかし、検察側が控訴しカン・ジファンも同様に反訴し裁判は2審へと続いた。2審裁判部はカン・ジファンに対し懲役2年6か月と執行猶予3年を言い渡したが、カン・ジファンはこれを不服として上告状を提出した。

カン・ジファン側が明らかにした上告理由は、事件当時、被害者が抗拒不能の状態になかったことや、カン・ジファンの体から被害者のDNAは検出されなかったこと、被害者などの供述が検察の取調べ時と1審裁判時に覆されるなど、証言の信憑性に問題があることなどだった。

上告直後、多くの世論は彼の決定に否定的だったが、その後、カン・ジファン宅内部のCCTVを通じて被害者の行動が公開され準強姦、準強制わいせつを受けたという被害者からカン・ジファンの精液DNAが検出されなかった点が明らかになり世論は反転した。一部では証拠よりも被害者の声に注目した。「性認知感受性」の判決だという指摘も出た。

何よりも、カン・ジファン容疑を裏付ける証拠が十分でなかったという主張に説得力があり事件が覆される可能性も提起された。しかし、この日の最終審でカン・ジファンの容疑を有罪と認めたことで、カン・ジファンはついに「性的暴行」という汚名を返上できなくなった。
  • 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者
  • 入力 2020-11-05 10:50:15