BTSの入隊、満30歳まで延期が可能に 兵役法改正案が国会で可決


グループBTSの兵役延期で話題となった兵役法改正案が国会本会議で可決された。

1日の午後に開かれた国会本会議で軍徴集・召集を延期できる対象に大衆文化芸術分野の優秀者を含む内容の兵役法改正案が議決された。

該当の兵役法改正案は、共に民主党のチョン・ヨンギ議員の発議で公論化された。チョン・ヨンギ議員は今年9月、BTSのように国威宣揚した芸能人の兵役延期を許容しなければ「機会剥奪だけでなく国家イメージ向上の観点からも不合理だ」とし、このような内容の法案を発議し話題を集めた。

現行の兵役法によると芸術家の場合、政府が指定した国際コンクールで1~2位以上に入賞したり、国楽など国内芸術大会で1位になれば、兵役特例を受けることができる。しかし、純粋な芸術家だけに特例対象者が限定されるため、BTSなど大衆音楽従事者たちは除外されてきた。このため、芸術家の兵役特例が時代の状況と合わないという批判が提起されてきた。

改正案により、政府は文化勲章及び褒章を受けた大衆文化芸術家が文化体育観光部長官の推薦を受ければ、満30歳まで入隊を先送りできるよう大統領令規定を設ける見通しだ。

改正された兵役法によって、BTSメンバーのうち1992年生まれのジン(本名キム・ソクジン)が兵役延期可能な初対象になる見通しだ。ジンは従来の兵役法によると、21年まで軍入隊の延期が可能な状態だったが兵役法改正案によって入隊を延期する場合、満30歳になる2年後まで活動が可能になる。

BTSの兵役問題をめぐる政界の議論は、文化体育観光部と兵務庁の両方で本格化した。パク・ヤンウ文化体育観光部長官は10月、国会文化体育観光委員会の国政監査でチョン・ヨンギ議員の改正案について「前向きに検討する必要がある」と答えた。

パク・ヤンウ長官は「純粋な芸術と体育以外にも大衆文化芸術家も特例を受けてほしいという意見がたくさんある」とし「兵役上の待遇を受けてほしい」と明らかにした。その一方で「文化体育観光部だけでなく国防部や兵務庁など関係機関とも議論を経なければならず、国民情緒なども考慮しなければならない」と付け加えた。

またパク・ヤンウ長官はチョン・ヨンギ議員が発議した兵役法改正案関連の質問に対し「国会で議論がうまくいけばいい」とし「早期に通過しなければならないと思う」と答えた。

兵務庁も国政監査で「文化体育部長官の推薦者に対して延期するが、品位を傷つけた者に対しては延期を取り消すという政府案を用意する」とし「大衆文化芸術活動の保障で国家イメージを向上させようという趣旨」と明らかにした。
  • 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者
  • 入力 2020-12-01 14:51:16