Q.ドラマ「地獄が呼んでいる」を演出したヨン・サンホ監督について教えてください

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A. ヨン・サンホ(延尙昊)
1976年12月25日クリスマスに生まれた男です。

祥明(サンミョン)大学で洋画を専攻してアニメーションを作り始めました。1997年に脚本を書き演出したデビュー作は『Dの誇大妄想を治療する病院で治療を終えたばかりの患者が見る窓の外の風景』とタイトルが少し長いです。

この作品をはじめ、『D-Day』(2000)、『地獄:2つの人生、愛のタンパク質』(2008)まで公式集計された観客数は0人です。2011年に発表したアニメ『豚の王様』で彼を知ってる人も出てきましたが、映画界でも馴染みの薄い名前でした。しかし『地獄:2つの人生』が衝撃的な内容でマニアたちの関心を集めました。

アニメーション部門ではこれといった成果は得られませんでしたが、商業映画への進出とともに事情が180度変わりました。

直接、脚本を書いて初制作した映画で1000万人の観客を集めるのに成功しました。韓国でまともなゾンビ映画*を披露した『新感染 ファイナル・エクスプレス』が、まさにその作品です。

*韓国のゾンビ映画の始まりは、1980年に上映された『A Mostrous Corpse』。その後、たまにゾンビ映画が登場しましたが、『新感染 ファイナル・エクスプレス』は韓国初のブロックバスターゾンビ映画と評価される。

Netflixドラマ『地獄が呼んでいる』と同様、『新感染 ファイナル・エクスプレス』もアニメ『ソウル駅』に基づいています。『ソウル駅』はゾンビをいっぱい積んで釜山(プサン)に向かうKTX列車のPrequel(映画の前半)だったわけです。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』の制作には、あまり知られていないエピソードがあります。アニメ『ソウル駅』を制作した当時、マーケティング費用として3億ウォンを使おうとしましたが投資家たちに断られました。アニメにそれほどお金を使うのなら、むしろ実写映画を作ったほうがマシだというのが拒否した理由でした。「むしろ実写映画?」、しかし、すでに『ソウル駅』は制作が終わりつつあり、仕方なくヨン・サンホは『ソウル駅』の広報のために1日で『新感染 ファイナル・エクスプレス』の企画案を立て投資家を満足させたそうです。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』に続き超能力を題材にしたスーパーヒーロー映画『サイコキネシス 念力』(2018)、『新感染 ファイナル・エクスプレス』の後続作であるゾンビ映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』(2020)、ファンタジー映画『謗法:在此矣』(2021)を披露しましたが、商業的な成功には至らなかったです。

『謗法~運命を変える方法~』はヨン・サンホが執筆した最初のドラマでもあります。漢字の名前と写真、所持品で死に至らしめる呪いの能力を持った10代の少女と正義感あふれる社会部記者がIT大企業という巨大な悪の勢力と争う物語りは、2020年2月から12部作でtvNを通じて放映されました。

映画『謗法:在此矣』はドラマ『謗法~運命を変える方法~』のスピンオフです

『謗法~運命を変える方法~』に続いてヨン・サンホが制作したドラマが世界的に注目を集めた『地獄が呼んでいる』です。ヨン・サンホは忘れかけていると「大ヒット」する才能を持っているようです。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』、『サイコキネシス 念力』、『謗法~運命を変える方法~』、『地獄が呼んでいる』など彼が書いて演出した作品を見ると、かなり厭世的です。映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』は初めから韓半島、それも近隣諸国は普通なのに韓国の地だけを地獄にしてしまうほど現実世界に批判的です。そのため一部の批評家たちは彼の望む世界が何なのか分からないという非難したりもします。彼の作品にはキリスト教的な要素がたくさん盛り込まれていたりします。キリスト教徒から良い話は聞けない監督です。

しかし、ヨン・サンホ本人は教会に通うクリスチャンだと言います。ドラマ『地獄が呼んでいる』が公開された後、ヨン・サンホ監督は「『地獄が呼んでいる』の演出意図は宗教を卑下しようとするのではなく混乱の中で人間がどう行動すべきかを描いたかっただけ」と明らかにしたことがありますが、これを勘案すると反キリスト教というよりは人本主義者と見るのが正しいです。
  • Lim, Chul
  • 入力 2022-03-10 00:00:00

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