Q.韓国でのアナウンサーの人気はどうですか?グッズ販売などもされますか?

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A. アナウンサーという職業は本当に微妙です。彼らはジャーナリストでしょうか? おそらく記者に聞けば一斉に「No」という回答が戻ってくることでしょう。取材をもせず、原稿を書くこともないうえ、放送をしながら自分の意見を言うこともありませんから。

ところが、一般の視聴者に質問する場合は少し混乱するかもしれません。芸能人のようでもありながら、ジャーナリストのようなアナウンサーもいます。例えば、現在JTBCの社長で9時のニュースのアンカーを務めているソン・ソッキ氏のような場合は、最も尊敬されるジャーナリストとして挙げられています。

となると、アナウンサーは芸能人でしょうか。最近のテレビを見ていると、芸能人と変わらないように見えたりもします。特に女子アナの場合には美貌や、ダンス、歌の実力を見て選んでいるような印象さえあり、バラエティ番組のゲストとして登場して、行動する姿も一般の芸能人と違うところがないように見えますから、芸能人だと勘違いしそうにもなります。

ところが、肝心の本人に聞くと、おそらく顔を引きつらせることでしょう。今は事情が大きく変わったりしたが、少し前までは、アナウンサーが過度に目立つ行動をとる場合、アナウンサーとしての品位を損傷させるという非難を受けました。

アナウンサーがニュースアンカーを務めるときにはジャーナリストに見えたりもして、芸能ニュースなどのパネラーとして登場すると芸能人のように感じます。

SBSの公開採用8期のユン・ヒョンジンアナウンサーの場合、入社後、様々なバラエティ番組に出演して人気を得ました。その後、SBSのメインニュースのアンカーを務めることになりましたが、彼女のバラエティでのキャリアがアキレス腱となり「芸能人がニュースを進行している」という非難に苦しまなければなりませんでした。幸いなことにニュースを進行しながらバラエティ番組で見せていた可愛いイメージをなくすことに成功して非難は弱くなりましたが、この事例は、アナウンサーという職業を省みるきっかけになりました。

アナウンサーは放送の核心であるニュース番組の象徴的な人物です。報道局の記者が書いた記事をはっきりと確実に伝えるだけだとしても、ニュースを正しく伝えるには、視聴者に信頼を与えなくてはいけません。本人が理解していない記事は、上手く読むことができないからです。本人の主観が入らなかったとしても、ニュースを見ている視聴者の立場を考慮する共感能力も必要です。

言葉と行動に真実性を垣間見せてこそ、ニュースがニュースらしく聞こえます。

だから、アナウンサーになることが難しいのです。まず、かなりのスペックが要求されます。まず、外見に支えられなければなりません。ここに正確な言語能力と社会全般の常識を備えなければならないため、かなりの実力が必要です。このようなものをもってしても、2000対1を超える競争に勝つ、度胸も必要です。

アナウンサーがエンターテイナーになったアナテイナ―(アナウンサー+エンターテイナー)としてのイメージが固定すると、アナウンサー本業のニュースを任せることが難しくなります。

特定の放送局を出て、フリーランスで活躍している元アナウンサーのチョン・ヒョンム、キム・ソンジュがアナウンサーとしてマイクを握ってニュースを進行するのは困難でしょう。このため、彼らはアナウンサーではなく、放送人として分類されます。アナウンサー出身とはいえアンカーと記者を務めて、ジャーナリストのイメージが濃い人にはペク・ジヨンがいますが、彼女も放送人です。

大衆的な人気を考えればアナウンサーより放送人が楽でしょう。硬くて、最近あまり見られもしないニュースより、娯楽、コメディ、トーク番組に出演できますから。

韓国にも人気の高いアナウンサーがいないわけではありませんが、プロの司会進行役としての人気はアナウンサー出身の放送人が占めているといってもいいようです。ただし、放送局がアナウンサーをアナテイナーとして活用する頻度が増えているため、アナウンサーの中でも大衆的な人気を集めているひとがいないこともありません。

女子アナの中には、ミス・コリア出身の人もいます。 SBS公開採用13期出身のアナウンサー、キム・ジュヒと前MBCアナウンサー、ソ・ヒョンジンが代表的なケースでしたが、バラエティ番組ではあまり頭角を現すことができませんでした。

エンターテイナーではなくても、以前にもスターアナウンサーはいました。記者出身がアンカーになる場合、ここで積んだ認知度と人気を土台に政界で簡単に場所を取れます。女子アナも大衆の人気を超えて、尊敬を受ける対象でした。尊敬と人気、何が良いかはわかりませんが。お金を稼ぐには人気の方がはるかに有利に見えますね。

ただし、女子アナの場合にはテレビでの人気を基に、富裕層の子息やスター芸能人、成功した起業家、スポーツスターと結婚するケースが多く、お嫁に行くための足場になっているという非難を聞く場合もあります。

インターネット上にファンカフェ(ファンのコミュニティーサイト)ができた放送人やアナウンサーももちろんいます。しかし、アナウンサーのグッズがあるとまではまだ聞いたことがありません。ファンカフェ会員が歌手や俳優に比べて少ないため、グッズを作っても収益を上げるのは容易ではないからのようです。
  • Lim, Chul
  • 入力 2015-07-22 00:00:00

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