A. | まったく、呆れたものです。プロ野球でゴールデングローブはもちろん、正規シリーズのMVPまで獲得した選手があるまじきことでユニフォームを脱ぐ状況にまで至ったのですから。 プロ野球チームのKTに所属する外野手のキム・サンヒョンは、2009年に栄光の年を送った後、頻繁な負傷と後遺症でなかなか頭角を現すことができずにいました。やや弱い守備力を本塁打で補っていましたが、問題はフェンスを越える豪快な打球があまり生産されないという点でした。 SKワイバーンズ(Wyverns)に移籍した後も、成績が優れなかった彼を新生チームのKTがスカウトしました。 KTのチョ・ボムヒョン監督が2009年の優勝の主役であったキム・サンヒョンに報いようとしているのではないかという指摘も受けましたが、キム・サンヒョンは2015年のシーズンに打率0.280で27本の本塁打を打って、30代半ばにして第2の全盛期を迎えたという声も聞きました。 プロ選手には、成績が良ければお金もついてくるはずです。FAを迎えた彼は契約の締切日に4年に17億ウォンで契約したのですが「17億ウォンも大金だと感謝する気持ちだ」という言葉を残しました。バブルだという言葉が出るほどにFA選手の年俸が高騰していた状態だったため、ファンたちからも賛辞を受けました。 しかし、今シーズンの彼の成績はあまり良くありませんでした。ホームランのペースも落ちたうえ、守備のミスも多かったので、1軍と2軍を行ったり来たりしていました。事件は2軍にいたときに起きました。 最初に報道された記事は、選手の名前を明らかにしていませんでした。以下は報道内容。 *********************** 先月16日午後4時50分頃、全羅北道の益山(イクサン)市のワンルーム前で現職プロ野球選手のAさん(35)が女子大生のBさん(20)を見ながらわいせつな行為をして警察に捕まった。当時、車の中にいたAさんは、Bさんの隣に車を止めた後、ズボンを下ろしてわいせつ行為をしたと伝えられた。 Aさんの猟奇的な行為を目撃した市民の申告で捜査に着手した警察は、Aさんを書類送検し、検察に送致した。 Aさんは警察の調査で「瞬間的に衝動を我慢できずにそうした」と犯行事実を認めた。 Aさんは、過去にホームラン王になり、12年ぶりに所属チームを韓国シリーズで優勝に導いていた。 *********************** あくまで匿名で処理しましたが、プロ野球ファンなら誰なのか簡単に分かります。事件が起きると、インターネットにはキム・サンヒョン本人はもちろん、所属チームのKTに対して非難したりからかう書き込みが続きました。 これに先立ち、2014年には、さらに衝撃的な事件が起きています。済州地域で検察と警察を指揮する最高の捜査責任者であるキム・スチャン済州地検長が路上で自慰行為をしていて逮捕されたのです。8月12日の夜に通報を受けた警察は、次の日の夜12時45分頃、中華料理店の周辺でズボンを下ろしてわいせつな行為を行っていたところを現行犯として捕まえました。被疑者は逃走してから逮捕されたのですが、目撃者の女子高生が「緑の上着と白いズボン、髪が薄いところが似ている」と述べて、連行されました。 逮捕をしてから現職の済州地検長だと知り、警察も驚きました。彼は濡れ衣だと嘆願しましたが、逮捕された場所の周りにあった防犯カメラを欺くことはできませんでした。結局、法服を脱ぐことになりましたが、捜査の結果が発表される前に辞表が受理されたため、検察が身内だからと庇ったという非難を受けました。 巷では「検事長があまりにも清廉な人物だったため性接待を受けず、そのため、欲求がたまって自慰により解決したのだろう」とか、「清白な役人、運がなかった」と擁護しましたが、笑える話です。路上を行き来しながら自慰行為をすることから来る快感を味わいたかったというのが正確なところです。 このような性的快感とは別に、世界を見下してからかうために公演中にパンツを脱いで「天下のケサンノム」になったミュージシャンもます。彼らは天下のケサンノムという流行語とチャルバン(インターネット上に漂うイメージ)を作るのにも貢献しました。
観覧席では悲鳴が上がり、お茶の間で音楽を聞いていた親が娘の目を覆って、カメラは上下に揺れ騒動になりました。 ズボンを脱いだメンバーは、警察の調査で「汗をかくので下着を着ていないなかった」と言い訳をしましたが、下着も着ていないのに、なぜズボンを脱いだのかという問いに対する答えにはなりません。シン・ヒョンボムとオ・チャンレは、それぞれ懲役10カ月と8カ月に執行猶予2年の宣告を受け、特戦司令部への入隊を控えていたオ・チャンレは現役の代わりに公益に切り替わりました。 この事故でMBCのステージで演奏するのを待っていたマングースとネミシスは夢を諦めなければなりませんでした。『音楽キャンプ』という番組自体が消えてしまったからです。その後、韓国のインディーズバンドはしばらく暗黒時代に入りました。 |