Q.韓国芸能人としては初めて新型コロナウイルスの感染者になったユナクについて教えてください

답변게시판
A. 筆者が見識が狭いためか知りませんが、ユナク(鄭尹鶴1984年12月2日)は、大衆的にそれほど広く知られている芸能人ではありません。たぶん韓国よりは日本での活動が多いからでしょう。

陸軍に現役で入隊して満期除隊し、自分より2~3歳年下のチーム員と5人組のバンドSUPERNOVAを率いています。それに韓国よりは日本で活動した期間が多かったので、褒められることも悪口を言われることもあまりない方だったと思います。

しかし、不本意ながら全国民に自分の名前を広く知らしめてしまいました。

もしかしたら気になるかもしれないので、新型コロナウイルスに関連した経緯を短く紹介しましょう。
ユナクが日本から韓国に来た日は3月24日です。30日には自宅は瑞草区(ソチョグ)ですが、麻浦区(マポグ)にあるスタジオ2か所でマスクを着用せずに映像を撮影しました。

症状が現れた時点が27日だそうで、映像の撮影は少し急いだような気もしますね。
問題は症状が出る前日の26日夕方、クラブで働く女性に会ったことでした。
ユナクは「お酒を飲んだり踊りにクラブに行ったのではなく、知り合いと話をしに行ったのだ」と釈明しましたが、問題はそうではなかったのです。

ユナクは31日に検査を受け、4月1日に確定判定が出て治療を始めました。クラブの女性は29日から症状があり自宅隔離をした後、1日に検査を受けて感染者と判明しました。

女性は症状が現れる前の27日夜8時から翌日の朝5時まで勤務しましたが、この時間帯に店を出た客と職員が500人を超えます。それにクラブの女性と一緒に住むルームメイトも確定判定を受けて波紋が大きくなっている状況です。

クラブをはじめ、ソウルの江南(カンナム)や弘大(ホンデ)前の風俗店は、毎晩大勢の人出で賑わい、これまで目の敵のように思われてきました。そんなところ、新型コロナウイルスの感染者が出たのですから、行政当局では処置を余儀なくされました。結局、ソウル市は市内の大型風俗店に対し19日まで閉鎖命令を下しました。

ユナクが心ならず酒飲みや踊り手の行く先を塞いでしまったわけですね。

ユナクは高校時代、先生の勧めで愛知大学に国費奨学生として留学しました。先生が勧めるほど日本映画とアニメーションが好きだったそうです。大学在学当時は名古屋で自炊をする平凡な学生だったそうです。アルバイトをしていたところ、ファッション雑誌に読者モデルのアルバイトをすることになり、これがきっかけで韓国の芸能事務所にキャスティングされました。

1年以上トレーニングを受けた後、2017年にグループ超新星としてデビューしました。デビュー曲は『Hit』。2009年には、T-ARAと一緒にTTL(Time to Love)活動をしましたが、客員ラッパーとバックダンサー役だけでした。音源はかなりたくさん売れましたけど、ファンの注目はT-ARAに注がれたし、会社でも超新星の広報にはあまり関心を置いていませんでした。しかしTTL日本版では超新星のパートがT-ARAより圧倒的に多かったですね。

おそらくこの時から所属事務所のコアコンテンツメディアは超新星を日本で活動させるつもりだったようです。2010年には1万2千席の横浜アリーナで単独公演もして、SHINee、2PM、東方神起、BIGBANGまではいかなくてもかなりしっかりした根を下ろすようになりました。

コアコンテンツとの契約が満了した後、MAROO企画に移籍し、ここの契約も終了した後は、独自の事務所(SVエンターテインメント)を設立し、グループ名もSUPERNOVAに変えました。

ユナクはグループ活動とは別に、多様な作品で演技活動を並行しました。NHKのドラマ『恋するキムチ』、日本映画『君にラブソングを』、『僕たちのアフタースクール』、韓国映画『この世の果て』に出演し、2018年にはSBSのドラマ『偽りのフィアンセ~ 運命と怒り~』にキャスティングされました。

ミュージカル『あなたの初恋探します』(韓国語タイトル『キム・ジョンウク探し』)、『プリシラ』、『ON AIR~夜間飛行~』、『HARU~あの日に戻れるなら~』、『RENT』、歌舞伎の舞台にも立ちました。

SUPERNOVAのメンバーのうち、ユナクはホバクドンクル、ゴニル(パク・ゴニル)はファイブラザーズ、ジヒョク(ソン・ホンヨン)は9-Atoエンターテイメントと別途の契約を交わしている状態ですが、これらの所属事務所が演技者専門であることを考慮すれば、韓国で演技活動を行う計画のようです。

ところが、最初の一歩を踏み出す前に新型コロナウイルスのスーパー電波者の烙印を押された上、風俗店に従事する女性と仲のいい関係に固まってしまったのですから、先行きは険しいでしょう。
  • Lim, Chul
  • 入力 2020-04-09 00:00:00

Copyright O2CNI All rights reserved.

目錄


      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア