Q.じゃんけんの必勝戦略がありますか？
| A. | じゃんけん世界協会が主催したじゃんけん世界大会が開かれたことがあります。 優勝賞金は1,300万ウォン。 サッカーや野球、ゴルフの優勝賞金の比ではないですが、決して少なくない金額です。 世界大会では当然、世界協会が定めたじゃんけんの規則が適用されます。 同時に手を出すのは当然で、パーを出す時は手のひらを下で出すべきです。握手をするようにパーを出すと不戦敗になります。手の形を瞬時に変えることができるからです。 チョキを出す時も、無条件人差し指と中指で出したチョキだけを認めます。親指と人差し指で出してから、こっそりグーに変える反則を防ぐためです。 このような規則でじゃんけんに勝つ確率は1/3です。 勝ち負けは運に任せなければなりません。 * じゃんけんの変形である「ムッチパ」では必勝戦略があるとも言われています。MBCのシチュエーション・コメディー『明日に向かってハイキック』（2009）で必勝戦略3段階が紹介されたことがあります。 ミステリー小説家の西尾維新の作品の物語シリーズに出てくる「阿良々木火憐」が、相手より先に手を差し出す必勝戦略を編み出してはいますが、一般的には通用しません。おそらく韓国はもちろん日本でもこうした戦法を認めてくれないでしょう。 じゃんけんは個人差、体格、体力、人種、知能に関係なくただ確率によって決まるので、公正な勝負、公平なゲームとして認められます。 アメリカのフロリダで原告と被告の弁護を引き受けた法律事務所間の自尊心対決で陳述場所の選定が難しくなったため、判事がじゃんけんで勝負を分けるようにした事例もあります。 じゃんけんで勝負をつけるのが難しくなったため、あるドラマ（『ビッグバン・セオリー』 ）では「じゃんけんトカゲスポック」というより複雑なデザインを披露したりもしました。 戦略を立てるなら、おそらくこのようなやり方でしょう。 私がパーを出すと持ってるだろう。それなら私はグーを出そう。いや、ここまで思いつくと思って、きっとパーを出す、それでは、私はチョキを出す。いや、もしかたら、ここまで思いついたかもしれない…。. 考えが次から次へと出てくると、たぶん。夜が明けても結論は出ないでしょう。じゃんけんに戦略が通じないという「戦略無用論」も登場しました。 KBSのバラエティー番組『1泊2日』では、カン・ホドンが上記のジレンマを適当に断ち切る戦略を駆使し、高い勝率を記録し、じゃんけんの天才となりましたが、何気なく手を差し出したキム・ジョンミンには連戦連敗を喫しました。 例外のない規則というものはないものです。 じゃんけんに戦法が無用の長物とはいえ、現実に通じる戦略があることはあります。 - 相手が勝った場合は両方が出さなかったものを出し、相手が負けた場合は相手が負けて出したものを出します。 - 最初にパーを出します。(初戦では手の形が簡単なグーやパーを出す確率が高いです。パーを出すと、最低限負けることはないです） - 相手の指が動けばチョキを、動かなければパーを出します。 （鋭い視線と手さばきが素早くなければ使えない方法です） - じゃんけんで「ボー！」（韓国語の掛け声、カウィバイボ）と大きく叫ぶと相手がパーを出す確率が高くなります。 このような心理戦を繰り広げることもできるでしょう。 - ゲーム前に「男はグー」、「女はパー」、「私は何を出す」といった発言をして相手を混乱させます。 「私は変えない」と念を押します。 - ずっと同じものを出して、適当なタイミングで変えます。 このような方法も通じないと反則が動員されます。 - 相手がボーッとしている間に「出さなきゃ負けよじゃんけんぽん」と叫んだら、相手が手を出す前にさっと手を差し出して不戦勝を収めます。 - 「出さないと負け」と何度も叫んだ後、突然「出せば負け」に言葉を変え自分は出しません。 多くの人が集まってする時は、人々のパターンを把握した後、後で選手として合流するのが有利です。人によってはグーチョキパー、またはパーグーチョキのいずれかのパターンに変える傾向がありますが、これを把握すると連勝で勝つこともあります。(ただし、相手が気づいてパターンを変えるため、3~4連勝が限界です) 一騎打ちでは通用しない戦略です） コンピューターで操作するロボットの手の場合、反応速度があまりにも速く、人が出すのを見た後に遅れて出しても人は認知できないと言います。ロボットの手なら百戦百勝が可能だという話です。もしロボットの手ぐらいの反応速度を見せることができるなら何の戦略も必要ないでしょう。相手が出したものを見て出せばいいのですから。 |
- Lim, Chul
- 入力 2020-12-08 00:00:00
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