解説 | ハングル:쫀밤 ハングル発音:チョンバム 意味:いい夜をお過ごしください 解説: チョンバム、「いい夜(チョウンバム、좋은밤)」の略語。「いい夜をお過ごしください」という意味で使われるTwitter用語。 クラウドファンディングで貯めた資金でベストセラーになったイ・ミイェ作家の小説がある。 『ダラグート夢の百貨店』 昨年、初めて紹介されたが、もう2話まで出版された。 自分が望む夢を買って幸せな夢の国に入るのだ。 もちろん、すべての夢はそんなに簡単ではない。 サンタクロースが無料で配るフォーチュンクッキーを食べた図々しい夫婦は、自分たちが捨てたペット、受給費を横取りする目的で養子縁組した後、放置していた子供たちに囲まれて息が詰まる夢に苦しめられる。 罪を犯したら1日でも安心して眠れないだろう。 「フォーチュンクッキー」の警告も忘れ、「ただ」だからと言って何でもかき集めた貪欲が悪夢に変わったのだ。 こういうエピソードよりは、 自分たちが望む夢の方が多い。 代価を払って生きる夢なので当然のことでもある。 夢の中では、現実では問題があり叶わなかったことをてきぱきとやり遂げる。 空を飛ぶワシにも深海を遊泳するシャチにもなる。カエルになるかもしれない。 このように夢に酔った夜がいい夜なのだろうか? それとも横になったとたん眠りに落ち、夢も見ずに夜明けを迎えるのがいい夜なのだろうか? ある人は、なぜ寝ることだけを考えるのかと首を横に振るだろう。 夜明けの日差しがまぶしくなるまで踊ることもでき、友達と談笑する夜が良い夜ではないかということだ。 若い男女にとって、いい夜は「あなただけそばにいればいい」となるだろう。 そういえば昔の高麗歌謡の一節が思い出される。 氷の上に竹の葉の跡を敷き詰めて 君と僕が凍え死んだとしても 慣れ親しんだ、この夜遅くまで(滿殿春) 人の生き方がまちまちであるように、チョンバムも人によって違うだろう。 |