タルトンネ / トゥクパンチョン / チョクパン: 달동네 / 뚝방촌 / 쪽방

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解説 ハングル:달동네 / 뚝방촌 / 쪽방

ハングル発音:タルトンネ / トゥクパンチョン / チョクパン

解説:
タルトンネ
無分別な都市開発により生まれ、形成されたスラム地域。似たような意味を持つ言葉で貧民街、貧しい村などがある。山を削って作った地域に小屋が建ち、月(タル)に近い地域(トンネ)で月を見て暮らしていると付けられた名前だ。また、多くの世帯が月々家賃を払っていることからタルトンネと呼ぶようになったとも言われている。

土地の価格が安い斜面の地域に貧乏人が集まって住んでいるため、自然発生的にタルトンネが形成されたところもあり、清渓川などの都心地域に無許可の小屋を建てて住んでいた人を強制的に移住させた結果作られたタルトンネもある。

昔はソウルに多くのタルトンネがあったが、都心の開発によりほとんど消え、江南区の九龍村、蘆原区ヤンジ村、西大門区ケミ村、城東区金湖洞、鍾路区崇仁洞などにいくつか残っている。これに対し、釜山には、まだ相当数の貧民街があり、東区のタルトンネと沙下区甘川2洞は再開発をせずに原型のまま保存している。釜山のタルトンネは映画『死生決断』のロケ地として使われた。

トゥクパンチョン
トゥクパンとは水が押し寄せるのを防ぐために、河川沿いに築いた堤防だ。(トゥッパンは方言で、標準語ではパンジュクと呼ぶ)。堤防に沿って河川を挟んで造成された難民村がトゥクパンチョンだ。韓国戦争直後、ソウルに来た避難民たちが住む所がなかったため、清渓川や仲浪側近くに居を構え暮らし、大挙生まれた。

ソウルの近くに最も長く残っていたトゥッパンチョンは 安養川堤防の下にあった光明市鉄山洞のトゥッパンチョンであり、約30世帯があったが、1980年代循環道路が開設され、消えた。


チョクパン
一つの部屋を小さいサイズに分けて複数の人が暮らせるようにした部屋。サイズは、通常、3㎡前後だ。スーツケース1つを入れて、睡眠をやっととれるほどだ。保証金なしで家賃だけで運営されるのが一般的であり、一日の宿泊費に計算すれば7000~1万ウォン程度だ。タルトンネやトゥクパンチョンにあった小屋をハコバン(箱房)と呼んだが、チョッパンはこれよりはるかに狭い。

チョッパンが集まっている地域をチョッパンチョンと呼ぶ。

あまりにも空間が狭く、トイレなどの衛生施設は共用で、通気性もない、夏にはドアを開けて入口に洗濯物の紐をかけて服を並べて内部を区切る。あまりにもお互いが接近しているため、火災が起きたら、瞬く間に広がり、大惨事につながる危険性が大きい。日雇い労働者や独居老人がチョッパンチョンに寄居し、ここからも追い出された後はホームレスになる。
  • Lim, Chul/写真=MBN
  • 入力 2014-11-27 14:00:00

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