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「平均年齢16.6歳」New Jeasnsに相次ぐ物議 法的対応よりも説明を

    • ADOR

    デビューと同時に大衆の人気を集めている「平均年齢16.6歳」のガールグループNew Jeasnsが相次いで提起された扇情性物議により苦しめられている。

    8月1日、歌謡界に挑戦状をたたきつけたNew Jeasnsはデビュー前から熱い関心を集めた。防弾少年団の所属事務所HYBEの新規レーベルADORが初めて披露したガールグループであり、過去にSMエンターテイメントで少女時代、SHINee、EXOなどのブランディングを引き受けて名を馳せたミン・ヒジンADOR代表が制作を総括したという理由からだ。

    熱い関心のなかでベールを脱いだNew Jeasnsは驚くべき成績を記録した。New Jeasnsはデビューアルバムである『New Jeasns』の最初のタイトル曲「Attention」で韓国最大の音楽サービスMelonで1位を記録し、Mnet『M COUNTDOWN』、KBS2『ミュージックバンク』、MBC『ショー!K-POPの中心』、SBS『人気歌謡』など音楽放送で4冠王に輝いた。

    しかし、このような好成績にも、笑ってばかりはいられなくなった。相次ぐ扇情性問題の提起により波紋が広がっている。

    New Jeasnsの扇情性物議は各種のオンラインコミュニティに、メンバー別のIDカードやメンバー別の衣装などをめぐって小児性愛を連想させるという意見が登場しながら問題視され始めた。一部でアルバムに入っているグッズのひとつであるIDカードのうち、ダニエルのIDカードが映画『レオン』のマチルダと似ていると指摘された。『レオン』は小児性愛物議がつねに後を絶たない作品だ。

    ここにミン・ヒジン代表が過去、自身のSNSに投稿していた写真が小児性愛物議に火をつけた。ミン代表が投稿した映画ポスターなどから幼い少女と中年男性が不適切な関係を結ぶ『ロリータ』が連想されると、New Jeasnsの制作にも影響を及ぼしたのではないかという批判が続いた。

    New Jeasnsのトリプルタイトル曲のうちのひとつ「Cookie」の歌詞も俎上に載せられた。英語の通訳・翻訳をするキム・テフンはYouTubeを通じて「New Jeasnsの曲「Cookie」に登場するクッキーは女性の生殖器を意味する」と主張した。

    キム・テフンは「この曲でクッキーを単数であるcookieと表現した。食べるクッキーを意味するなら普通はcookiesを使う。クッキーを単数で使ったことが証拠だ。ここに入っているすべての喩えが性的な喩えだ」と断言した。

    このような物議にADORは強硬な対応を予告した。ADOR側は「New Jeasnsおよび当社のコンテンツと関連する悪意的な誹謗、虚偽事実の流布、名誉毀損などの行為に対して法的対応をする方針」とし「悪質な行為には厳重な処置をとる予定で、この過程でいかなる場合にも善処や和解はないことをお知らせする」と明らかにした。New Jeasnsをめぐる物議が虚偽事実であることを強調した。

    ADORのこのようなコメントにも物議は収まらず、New Jeasnsの煽情性物議について「無理な推測なのではないか」という反論も登場しながら、賛否が続いている。

    このような状況のなかで、一番の被害者はNew Jeasnsだ。平均年齢満16.6歳の未成年者メンバーにとって、ほかでもない「煽情性物議」はさらに深刻だ。無条件的な「法的対応」カードより疑惑を明確に解消できる説明が必要な理由だ。
  • イ・ダギョム スタートゥデイ記者 | 入力 2022-08-26 07:01:01