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もっと! コリア (Motto! KOREA)

スキー場での角膜炎に要注意、症状は8時間以上過ぎてから

    最近、オンライン上にてスキー場での角膜炎に対する書き込みが掲載されネチズンたちの関心が集中している。

    年々スキーを楽しむ人々が増え、今冬スキー場の開場だけを待っていた人々が多い中でスキー場にて紫外線によって発生する目の疾患である雪盲に対する注意が要求される。

    冬のスキー場での紫外線は地面の白い雪が80~90%以上反射され、夏の砂浜で受ける紫外線の強度よりも3~4倍以上高い。このような紫外線に目が露出されれば目の内側に位置する角膜表面が損傷することになる。

    目が紫外線に数分から数時間ほど露出される場合、角膜の皮膚に該当する角膜上皮細胞が破壊されて紫外線角膜病症が発生する。

    また紫外線に長時間露出される場合、紫外線の中でも長い波長の光によって水晶体にも損傷を及ぼして白内障が誘発されることもあり、これ以外に翼状片や瞼裂斑のような結膜表面の老化疾患が発生したりもする。

    紫外線による角膜炎の症状は目のもっとも内側となる角膜上皮細胞の浮腫、細胞脱落及び腐乱などによる異物感、痛み、充血、涙が出る、眩しいなどだ。症状は露出された紫外線の波長と露出時間によって変わってくる。また紫外線への露出後すぐに生じるものではなく約8~12時間後に発生する。

    紫外線への露出当時は本人の自覚症状がなく、紫外線によって角膜神経が先に損傷を受け始めるため、むしろ目に異質感を感じることが出来ずに紫外線露出後8時間が過ぎてから症状が明らかになる。

    まず、紫外線に露出した後に異質感が発生した場合には症状の緩和のために冷やすことも出来るが、最終的な治療のためには必ず眼科を訪問して角膜損傷の有無を確認し圧迫眼帯や治療用のコンタクトレンズ、人工漏液などの点眼剤を使用せねばならない。また紫外線と風を同時に防ぐことができ、身体的接触事故が起きた時に目を保護してくれるスキー用ゴーグルをかけることが良い。
  • 毎日経済 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-01-27 11:58:32