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皮膚のためにも「禁煙」をしなければならない理由

  • 喫煙が健康に有害だということはよく知られている。たばこを長期間持続的に吸う場合、非喫煙者に比べ肺癌発病率が20倍以上増加し、心臓病と各種呼吸器疾患も引き起こすことがある。

    喫煙者は禁煙をする場合、ストレスを受けるとも話すが、老若男女すべてがもった美しさに対する欲望を考えるなら、禁煙は事実絶対的に必要な部分だ。喫煙は皮膚にも影響を及ぼし、皮膚老化を促進し各種トラブルの原因になることがあるからだ。

    実際に喫煙をする人は、顔色がくすんで荒く見える場合が多いが、これは煙草に含まれた「ニコチン」が原因だといえる。発癌物質としても広く知られたニコチンは、皮膚にも良くない影響を及ぼす。

    このように体内に入り血液の中のアドレナリン生成を促進し、末梢血管に収縮を引き起こし、皮膚に必要な栄養分と酸素供給を妨害するからだ。適切な血液と酸素の供給を受けられない皮膚は、結局くすみ皮膚のきめもやはり荒くなり、しわも易しく発生するタイプに変わるようになる。

    たばこの中には老化の主犯と呼ばれる活性酸素の一種である過酸化水素も大量に含まれている。活性酸素は、呼吸を通じ体内に入って来た酸素のうち一部が飲食物をエネルギーに変える代謝過程で生成される。体内に侵入した有害成分を破壊する純機能もあるが、過度に生成される場合、正常細胞まで無差別的に攻撃し、各種疾病と老化の主犯になりうる。それで喫煙をすると活性酸素を体内に直接吸い込むのと同様であり、喫煙が皮膚老化を促進するようになるのだ。

    美白効果と弾力改善、老化予防効果があるビタミンCもたばこの前では参る。韓国人の一日平均ビタミンC勧奨摂取量は、成人基準100㎎だが煙草一本を吸う場合、体内のビタミンCが約25㎎程度消耗されるからだ。このように体内にビタミンCが不足すると、コラーゲン合成能力が落ちて皮膚弾力が低下し、しみ、そばかすのようなくすみも易しく発生するようになる。

    普段、皮膚のために美白化粧品を塗ったり皮膚管理室に通う人でも、喫煙をすると底抜けの瓶に水を注ぐのと同様だ。普段、にきびを患う人ならさらに症状が悪化することがあるため、煙草の煙を最大限遠ざけることがよいと助言する。

    深刻な社会問題でもある間接喫煙の被害により、皮膚も自由になれない。必ずしも煙草を吸わなくとも間接喫煙を通じ、煙草の煙に含まれた各種有害成分が皮膚に吸着され、アレルギーや皮膚トラブルを誘発するからだ。

    それで皮膚科専門医は自分だけでなく、周辺の人のためにも、体内健康のためにも必要だが、美しい皮膚のためにも禁煙は必要だと強調するのだ。
  • MKファッション_キム・ヘソン記者 | 入力 2013-06-06 11:51:44