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セルフパック、むやみに貼る前に確認しよう

    夏の時期、日差しのもとで無神経だった肌に、まれに、パックを貼ると長時間剥がさないことが、肌美容に効果的だと考える人が多い。しかし、パックは、10~15分の間、集中的に吸収されるようつくられたものであるため、長い間貼っているからといってよいことではない。一定時間が経過するほどに、剥がさないとパックが渇いてしまい、むしろ肌の水分を奪うことがある。このため、製品ごとに書かれている推奨時間を守ることが最も賢明だ。

    また、洗顔をするなり、素顔にすぐパックを付着する場合があるが、オイルやエッセンスを塗った後に使用すると、パックの効果が一層高まる。オイルやエッセンスは、粒子が小さいので吸収力を高め、パックの成分が、肌により深く素早く浸透するのを助ける。

    このため、肌にしっとり感とホワイトニング効果を同時に与えたいなら、水分パックとホワイトニングエッセンスをまんべんなく混ぜて使用し、しっとりと弾力ある肌をもちたいなら、弾力パックに水分専用エッセンスや水分含量が高いオイルを混ぜて貼るとよい。

    これ以外にも、自分の肌タイプによって適したパックを選ぶことが重要だ。肌が乾燥する場合には、油分・水分を補充してくれる天然オイルや保湿パックをともに使うと効果的だ。ここへ、乾いた後に剥がすパックタイプよりは、水で洗い流すウォッシュオフパックが、肌の水分を守るのに有用だ。

    皮脂が絶えず分泌される脂性肌の場合、毛根が広がりやすく、厚い角質層で肌トーンもくすみやすいものだ。
    このため、きちんとしたデイリーケアをおこなわないと、皮脂は過多に分泌されるなか、肌の中は脱水現象が生じることがある。

    このため、毛穴清浄機能がある天然オイルと、水分を供給するパックをともに使用し、洗顔後にも、毛根収縮機能のローションを塗れば、皮脂と乾燥症の両方をおさえるのに卓越する。

    その日の肌コンディションによって少しずつ異なる機能のパックを選ぶことも、しっとりと透き通った肌を維持する秘法だ。
  • MKファッション_イム・ソヨン記者/写真=Photopark.com | 入力 2013-08-26 10:19:49