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韓国を「タンバルモリ症」に陥らせた女主人公たち

    今年、ドラマの中の女主人公が韓国全体を「タンバルモリ(ボブカット)症」に陥らせた。

    地上波をはじめケーブルまで、ドラマの中の女主人公たちが揃ってタンバルモリで、お茶の間を訪れた。これは、過去のシンデレラコンプレックスから脱した主導的な女性像が人気を呼び、女性らしさの象徴であるロングヘアをカットしてショートヘアへと変化していること。

    2015年ドラマの中の女主人公のヘアスタイル公式がタンバルという単語として新たに定義された。レトロトレンドに合わせて「トク(まっすぐ)タンバル」が復活して、自然な感じが強調された「タンバルパーマ」が女性のワナビースタイルに浮上した。

    ▶ 『プロデューサ』コン・ヒョジン vs 『村 - アチアラの秘密』ムン・グニョン
    今年、最も人気を集めたヘアスタイルは断然タンバルパーマだ。出演するドラマごとにイシューを集めているロコクイーンのコン・ヒョジンとムン・グニョンもタンバルパーマを選択した。

    コン・ヒョジンはKBS2『プロデューサ』で、ミディアムタンバルを演出して、気難しいが愛らしいキャラクターを完成させた。重みを軽くしたレイヤードカットに自然なカールを強調してノームコアスタイルで演出したのが特徴。ムン・グニョンはSBS『村 - アチアラの秘密』で波パーマタンバルを選択して、既存の可愛い感じから抜け出すことに成功した。成熟ながらも女性らしいスタイルは、既存子役のイメージを脱ぐことができた決定的な要因だった。

    ▶ 『彼女は綺麗だった』ファン・ジョンウム vs 『ヨンパリ』キム・テヒ
    同時間帯で放送された2つのドラマの中の女主人公のタンバルヘアスタイルは、彼女らの劇中の性格を表わして、さらに興味深かった。気さくで明るいファン・ジョンウムと冷たいイメージのキム・テヒは、ヘアスタイルも極と極の雰囲気をかもし出した。

    MBC『彼女は綺麗だった』でファン・ジョンウムは、爆弾ヘアに変身して陽気なキャラクターを完成させた。彼女は男主人公と恋に落ちてきれいに見える時点で、洗練されたタンバルスタイルに変身して劇の楽しさをプラスした。SBS『ヨンパリ』で財閥相続女を演じたキム・テヒは、復習する視点からタンバルヘアへ変身して近づきがたいカリスマを吹き出した。

    ▶ 『応答せよ1988』ヘリ vs イ・ミンジ vs イ・セヨン
    激しいレトロブームに支えられ、「トクタンバル」が今年のトレンドキーワードとして浮上した。ケーブルテレビtvN『応答せよ1988』で、サンムン女子高校生3人の昔のヘアスタイルは、視聴者がドラマにどっぷり魅了される理由だ。

    ヘリは別名「耳下3センチメートル」タンバルで、80年代の郷愁を呼び起こし、大きな愛をもらっている。イ・ミンジはくるくる前髪と矯正器でユニークなキャラクターを表現した。名脇役として活躍したイ・セヨンもやはりダサさを強調したタンバルモリで、視聴者たちに存在感を確実に見せた。
  • シックニュース イ・サンジ記者 / 写真=KBS2, SBS, MBC, tvN提供 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-12-17 10:05:00