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もっと! コリア (Motto! KOREA)

[SFW2017 SS-総まとめ①] メンズスタイルの失敗0%アイテムを解剖

    2017 S / S HERAソウルファッションウィークが幕を下ろした中で、ファッション界全般に吹いているレトロ一環として、男性たちのいっそう誇張されたアイテムが注目される。

    ▶ マキシコート「過度に感じるほど長く」

    • < (左から)SONGZIO、87mm、MUNSOO KWON、D.GNAK >

    今季、特に目立った男性アイテムのうちの1つは、断然マキシコートだ。

    女性たちの専有物と思われていた地面に引き付けられるように長いロングコートを、下着のように見えるほど短いショートパンツやスーパーワイドパンツにマッチさせた男性たちを見ることができる。

    ネックラインが深く開いたセーターを軽く光沢感のあるデニムワイドパンツとマッチさせた後、ボディラインに沿って巻きつく薄いマキシコートを演出したSONGZIOをはじめ、ソックスをすねの高さまで上げて履き、トランクスパンツとノースリーブトップスを重ねた後、体を完全に覆うトレンチコートをスタイリングして、変態的な感性を追加した87mmまで。

    SONGZIOと87mmのショーでクラシックなカラーのマキシコートを出した一方、MUNSOO KWONは大きなドット柄が施されたシルクマキシコートで寝室コーデの感性を加えた。

    またブラック、ディープグリーンカラーで両サイドを違うように演出した非対称ロングブレザーを出したD.GNAK まで、プリント、カラーで弾けるポイントを与えたマキシコートを大挙見ることができた。

    ▶ フードスウェットシャツ「無限変身の多用途アイテム」

    • < (左から)87mm、MUNSOO KWON、Sewingboundaries、Jarret >

    一方、レトロブームとかみ合って湧き上がっているストリートコーデに向けた大衆の忠誠を意識したかのように、デザイナーたちはフードデザインのスウェットシャツを披露した。

    ブランドシグネチャーロゴがちりばめられたネズミ色のフードデザインのスウェットシャツを、大きなチェック柄のハイウエストパンツ、ボールキャップ、ヒールの低いスニーカーとクールにスタイリングした87mmから、肩に誇張されたパッドが入ったピンクのスウェードスーツに、同じトーンのいちごミルク色のフードデザインのスウェットシャツを加えたMUNSOO KWONまで、愛らしい重ね着コーデを見ることができた。

    また、真っ白なチェック柄のブレザーのラペルにフードデザインを加え、面白みのある要素を与えたSewingboundaries、華やかなカラープリントのショーツスーツに光沢感がかかったブラックフードデザインのスウェットシャツを演出したJarretまで、今季は多数のデザイナーたちがフードデザインのスウェットシャツの無限変身に注目した様子だ。

    ▶ ボマー「勇気のあるカラー・プリント」

    • < (左から)87mm、J KOO、Jarret、KYE >

    数シーズン前から出没していたボマーが、今シーズンも負けずにキーアイテムとして登板した。代わりに、カラー、素材、デザイン的要素がいっそう華やかになった雰囲気だ。

    87mmから公開したベーシックなブラックボマーも、大き目のジッパーデザインが加わり、J KOOは肩のラインがまっすぐ落ちるスーパーオーバーサイズの光沢感がかかったボマーを披露し、Jarretのショーでは女性らしいフリンジがたくさん付いたカラーボマーをストライプパンツと演出した姿を見ることができた。

    また、KYEは袖に沿って太いホワイトラインデザインが加味されたシルク素材のボマーを、ストラップが舞うカジュアルパンツ、真っ赤なスウェットシャツとマッチさせてストリートな雰囲気を極大化させた。

    今シーズンのトレンドを追いたいなら、マキシコート、フードスウェットシャツ、ボマーの3つだけに集中しても成功だ。ボディラインに不快に巻きつくアイテムの代わりに、快適に風になびくシルエットとホットなカラー、パターンが加味されたコーデに挑戦状を差し出してみることがキーポイントだ。
  • シックニュース イム・ソヨン記者 / 写真=クォン・グァンイル記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-10-25 09:11:00